【  2008年03月  】 更新履歴 

  03.30.  【 † 文芸理論 † 】  小説の基礎学習(4)マルグリット・ユルスナール「青の物語」   さわりを読む▼
  03.27.  【 † ジャック・デリダ † 】  ヤン・パトチカ『歴史哲学についての異端的論考』   さわりを読む▼
  03.26.  【 † 存在論 † 】  海辺の存在論   さわりを読む▼
  03.25.  【 † 文芸理論 † 】  小説の構想   さわりを読む▼
  03.22.  【 † キリスト教神学 † 】  洗礼   さわりを読む▼
  03.22.  【 † 文学 † 】  Kenzaburo Oe   さわりを読む▼
  03.17.  【 † ジャック・デリダ † 】  死の現象学に関する原案 Ⅱ   さわりを読む▼
  03.16.  【 † 音楽 † 】  エミリオ・デ・カヴァリエーリ『エレミアの哀歌とレスポンソリウム』   さわりを読む▼
  03.15.  【 † ジャック・デリダ † 】  死の現象学に関する原案 Ⅰ   さわりを読む▼
  03.12.  【 † 文学 † 】  『失われた時を求めて』を読む Ⅰ   さわりを読む▼
  03.08.  【 † ジャック・デリダ † 】  『デリダとの対話』   さわりを読む▼
  03.05.  【 † 存在論 † 】  主体の痕跡論   さわりを読む▼

◆2008年02月     ◆2008年03月       ◆2008年04月

小説の基礎学習(4)マルグリット・ユルスナール「青の物語」 

† 文芸理論 †


 流れる水のように・火・東方綺譚・青の物語 (ユルスナール・セレクション)(2001/11)ユルスナール商品詳細を見る「基礎を守る小説と、そうでないものの差異について」この作品は、短編としては、「基礎」的ではない。というのは、この作品は通常の小説とは一線を画しているからである。本作には台詞が、つまり会話文が一切登場しない。徹頭徹尾、細密に丁寧に船の中、海、空、洞窟などの光景が「映像」的に描かれる。その点で、これ...全文を読む

ヤン・パトチカ『歴史哲学についての異端的論考』 

† ジャック・デリダ †


 歴史哲学についての異端的論考(2007/09/15)ヤン・パトチカ商品詳細を見る歴史哲学についての異端的論考 [原書名:KAC´IRSK´E ESEJE O FILOSOFII DEJIN〈Patocka, Jan〉 ]ISBN:9784622073260 (4622073269)278p 19cm(B6)みすず書房 (2007-09-14出版)・パトチカ,ヤン【著】〈Patocka,Jan〉・石川 達夫【訳】[B6 判] NDC分類:201.1 販売価:\4,830(税込) (本体価:\4,600)夜と戦争と死の時代であった20世紀...全文を読む

海辺の存在論 

† 存在論 †


 「海辺の存在論」           ランディ・ファリス 「海辺のハンモック」 なぜ、海辺がないのか?海辺はない。それは消えつつある。海鳥たちは消えつつある。海辺はどこにあるのか?無論、海辺はあるはずだ。どこかに。だが、「私の街」にはない。島国である日本では、どうしてこれほど海辺が見えにくいのか?                   エリザベス・ライト 「アマルフィの海岸」 海辺とは何であろうか?海...全文を読む

小説の構想 

† 文芸理論 †


                イポリット・フランドラン「若い男性の裸体」小説の構想「Web2・0」という現代的な主題から、一つ特化して「Page Not Found」に着目し、それらに関する10ほどの短編小説を『Alexandrie garçons』に編集した。今、我々は何を描くべきなのだろうか?「Web」という主題は、生涯追及するものではない。それは、可能的に一つの主題としてあったのである。Webを主題にすることに拘泥...全文を読む

洗礼 

† キリスト教神学 †


 洗礼と、今後について今日は、私たちの洗礼式だった。私の洗礼名はヨハンネス・ホ・バプティステス――洗礼者聖ヨハネ――だ。私は、皆さんの前で、このように申し上げさせていただいた。「祈れるようになるために祈りたいと思います」と。神父様は、「洗礼を受ける人にもし資格があるとすれば、それは自分に“弱点”や“欠陥”があることを知っている人です」とおっしゃっていた。私はこの御言葉に強い感動を覚えた。洗礼、それは、変わら...全文を読む

Kenzaburo Oe 

† 文学 †


 "who with poetic force creates an imagined world, where life and myth condense to form a disconcerting picture of the human predicament today"「ヒロシマノート ペーパーバック版」 Hiroshima NotesKenzaburo Oe、David L. Swain 他 (1996/07)Grove Pr この商品の詳細を見る Verwandte des Lebens.Kenzaburo Oe (1996/08)Fischer Taschenbuch Vlg. この商品の詳細を見る大江氏と長男の大江光氏の親子愛、絆は大江文学の...全文を読む

死の現象学に関する原案 Ⅱ 

† ジャック・デリダ †


 死とは何か?という問いの不可能性について前回、我々はmortifer lineaなる概念を作り出したが、それは本質的に記号遊戯的であり、いかなるリテラシーも所有していない陳腐なものであった。我々はこれから、「死」について、紳士的に、真摯に、対峙しなければならない。その上で、私はハイデガーの『有と時』、リルケの『マルテの手記』、レヴィナスの『神・死・時間』は有効なマテリアになることを先に記しておきたい。しかし、我...全文を読む

エミリオ・デ・カヴァリエーリ『エレミアの哀歌とレスポンソリウム』 

† 音楽 †


 カヴァリエーリ:エレミアの哀歌とレスポンソリウム集(2003/04/23)カンプ(ハリー・ヴァン・デル)、ジェズアルド・コンソート・アムステルダム 他商品詳細を見る素晴らしいミサ曲である。これほど美しい、静謐で厳粛なミサ曲を今まで一度も聴いたことがなかった。聖週間である現在、そして22日には洗礼を受ける今の私にとって、カヴァリエーリとの出会いは、奇跡的なほどの悦びである。今後とも、この音楽を大切にしていきたい。十...全文を読む

死の現象学に関する原案 Ⅰ 

† ジャック・デリダ †


 これまで我々は、「Web現象学に関する原案」を深めてきた。そこで得たのは、「Page Not Found」/「Page will appear soon」という一連の痕跡論的、廃墟論的な戦略素であった。今、我々は次の、しかし根本的には同じ応用現象学的な主題へと移行する。それは、「死」である。我々にとって、この「死」の概念は、いっそう急迫する真理として存在している。「死」を独自に、そして知的に奇抜に先鋭化させる上で、我々は新しい戦略...全文を読む

『失われた時を求めて』を読む Ⅰ 

† 文学 †


 失われた時を求めて〈2〉第一篇 スワン家の方へ〈2〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)(2006/03)マルセル プルースト商品詳細を見るスワンのように生きることについて・・・世界最高峰の恋愛小説プルーストについて、私は未だ何も語れない、といっていい。この作家の大作を全て文庫版で揃えて以後、少しずつ、少しずつ読んでいる。私はスワンが好きだ。スワンが、オデットを愛する一途な心が。「本を読む」とは作者との絆であり、友...全文を読む

『デリダとの対話』 

† ジャック・デリダ †


 デリダとの対話―脱構築入門 (叢書・ウニベルシタス)(2004/12)ジャック デリダ商品詳細を見る「脱構築は、宗教の破壊ではなく、その再発明である」(カプート)本書を読んだのは少し前だが、また再読すると新しい発見がありそうだ。デリダは洗礼者聖ヨハネに似ている。彼は「待っている」のだ。誰かがまさに到来しようとしており、誰かがいま到来しようとしているのです。特定のイデオロギーに支配されることを避けるデリダは、「メシ...全文を読む

主体の痕跡論 

† 存在論 †


 なぜ、私は部屋に、有るのか?私が教会へ行く、教会は有る、何故か?どのように有るのだろうか?ノートに「教会」と私の手書きで記すのと、ワードで「教会」と書くのとでは、いかなる差異が生起するのか?Webとは技術に過ぎないのだろうか?Webと関わりを持つことは、何故これほど虚無的なのか?Webで空の写真を見る時ほど、幻滅する瞬間はない。窓を開けると、リアルな空があるが、私には双方の差異が、よく認識できない...全文を読む

更新履歴カレンダー