【  2008年04月  】 更新履歴 

  04.30.  【 † 文学 † 】  清水博子『vanity』/金原ひとみ『オートフィクション』   さわりを読む▼
  04.28.  【 † ジャック・デリダ † 】  『来たるべきデリダ』と、再来霊の可能性   さわりを読む▼
  04.27.  【 †「Page Not Found」† 】  Web現象学に関する原案 Ⅸ   さわりを読む▼
  04.26.  【 † メディア論 † 】  ダナ・ハラウェイ『猿と女とサイボーグ』   さわりを読む▼
  04.24.  【 †「Page Not Found」† 】  Web現象学に関する原案 Ⅷ   さわりを読む▼
  04.22.  【 † 文学 † 】  エンリーケ・ビラ=マタス『バートルビーと仲間たち』   さわりを読む▼
  04.22.  【 † メディア論 † 】  ポール・ヴィリリオ『電脳世界』   さわりを読む▼
  04.19.  【 † ジャック・デリダ † 】  アドルノとデリダの、フッサールに関するそれぞれの修士論文の差異   さわりを読む▼
  04.16.  【 † ジャック・デリダ † 】  デリダに関するエトセトラ   さわりを読む▼
  04.16.  【 †「Page Not Found」† 】  Web現象学のための原案 Ⅶ   さわりを読む▼

◆2008年03月     ◆2008年04月       ◆2008年05月

清水博子『vanity』/金原ひとみ『オートフィクション』 

† 文学 †


 vanity(2006/02/23)清水 博子商品詳細を見るクールでブリリアントでラグジュアリーな世界の中の、ヴァニティまず、vanityとは何か?無論、化粧道具入れのことであり、化粧テーブルのことだ。が、実はこれには「空虚」とか「虚栄心」、それに「虚無」という意味も存在する。この作品は、まさに全ての意味において、vanityである。主人公は一人称「あたぁし」な三十路過ぎの女性「画子」。雰囲気としては、金原的な「荒廃」した感性...全文を読む

『来たるべきデリダ』と、再来霊の可能性 

† ジャック・デリダ †


 来たるべきデリダ―連続講演「追悼デリダ」の記録(2007/03)澤里 岳史、ジジェク 他商品詳細を見るrevenanceとパレルゴンについて私は、つまりこのブログ「Page Not Found」の管理人である二十一歳の大阪生まれの大阪育ちの青年は、十八歳の頃から小説を書いてきた。彼は、つまり、私は今でもそれを続けている。他の方々のように、若くして文学賞に輝く、というような華やかさは私にはなく、まだ何を書いていいのか、何を描くべきな...全文を読む

Web現象学に関する原案 Ⅸ 

†「Page Not Found」†


 404: Not Found /410: Gone /423: Locked /302: Found・・・我々には幾つかの素材が与えられている。これまで我々はPage Not Foundの意味内容を神学的に考察してきた。だが、実はこのPage Not Foundは、HTTPステータスコードの一つに過ぎなかったのである。Web大全―図解で理解進化のすべて(2007/07)小泉 修商品詳細を見る詳解HTMLタグ辞典(2008/02)猿橋 大商品詳細を見る上記の本などで、私はPage Not Foundについて調査を続け...全文を読む

ダナ・ハラウェイ『猿と女とサイボーグ』 

† メディア論 †


 猿と女とサイボーグ―自然の再発明(2000/07)ダナ ハラウェイ商品詳細を見るCyborgsとは何か?SF論として読めば月並みなのだが、フェミニズム論ないし現代思想のコンテクストに「サイボーグ」の概念を入れると、なかなか新鮮味がある。本書はそういう本である。性差を解体する、というより、中性化する概念としてハラウェイは「サイボーグ」を提示しているのである。サイボーグはバイオティック・コンポネント(生体部品)の組み合...全文を読む

Web現象学に関する原案 Ⅷ 

†「Page Not Found」†


 リクエストは受け取られた。処理は継続される・・・「HTTPステータスコードは、HTTPにおいてWebサーバからのレスポンスの意味を表現する3桁の数字からなるコードで、RFC2616等によって定められている。」(Wikipedia)Page Not Foundとは何か?Web2・0の代表的な存在であるウィキに質問してみよう。4xx Client Error クライアントエラークライアントからのリクエストに誤りがあった。400: Bad Request リクエストが不正である。...全文を読む

エンリーケ・ビラ=マタス『バートルビーと仲間たち』 

† 文学 †


 バートルビーと仲間たち(2008/02/27)エンリーケ・ビラ=マタス商品詳細を見るVila-Matas,Enrique1948年、スペイン、バルセローナに生まれる。大学生の頃から雑誌の編集に携わり、映画評論を執筆。映画の制作にも関わる。1984年に発表した『詐欺』で小説家として知られるようになり、1985年に芸術家たちの秘密結社を描いた『ポータブル文学小史』で一躍脚光を浴びる。以後着実に作品を発表して、本国はもとよりフランス、イタリアな...全文を読む

ポール・ヴィリリオ『電脳世界』 

† メディア論 †


 電脳世界―最悪のシナリオへの対応Webと「幽」の親近性本書はポール・ヴィリリオの「Cyber-space」に関する対談集だ。ギブスンの『ニューロマンサー』で読んだことのある何気ないコンセプトが、抽出されてキーターム化されているような印象である。例えば、「ここに今私がいる」という「ここ」をWebはユビキタス化させるが、その結果として全てが「いま」になる。これを彼はテレプレザンス(遠隔=電波的現前)などと呼称する。...全文を読む

アドルノとデリダの、フッサールに関するそれぞれの修士論文の差異 

† ジャック・デリダ †


 若きアドルノ、若きデリダ、それぞれのフッサール読解アドルノの方が現象学に対しては従順だったのではないか。デリダの修士論文は最初から最後までフッサールを「批判」的に読解しているが、アドルノは順々になぞっている印象である。フッサール現象学における物的ノエマ的なものの超越(2006/05)テオドール・W. アドルノ商品詳細を見る○「木そのもの」は燃えても、「知覚された木そのもの」は燃えるか?(アドルノの問い)アドルノ...全文を読む

デリダに関するエトセトラ 

† ジャック・デリダ †


 デリダ論―『グラマトロジーについて』英訳版序文 (平凡社ライブラリー (524))(2005/01)田尻 芳樹、G.C.スピヴァク 他商品詳細を見るsous rature(抹消の下に)スピヴァクのデリダ論は有名すぎるくらい有名で、前に一度図書館で借りてレジュメを残していたのだが、今回もやはり少し時間が経過した後、新しい読解を試みた。このブログを閲覧しているユーザーには、今更紹介するまでもないだろうが、スピヴァクは現代思想を代表する女性...全文を読む

Web現象学のための原案 Ⅶ 

†「Page Not Found」†


 Page Not Foundではなく、あるいは、page about god not foundでもなくWeb。最も問うに値する究極の問いとしての、Webの中の唯一の聖域である「Page Not Found」。Page Not Foundとは何だったのか?何故、Page Not Foundなどというページはあるか?根源的に思索すること。むしろ、最後の神のことを考えること。問われるべきは、常に「Page Not Found」ではない。問いはまだ残っている。最後の神でもなく、むしろ、いかなる概...全文を読む

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