【  2011年01月  】 更新履歴 

  01.30.  【 † メディア論 † 】  ウェブ内部の「カイロス的時間」という幻想   さわりを読む▼
  01.30.  【 † 映画 † 】  『ソーシャルネットワーク』という古典   さわりを読む▼
  01.25.  【 † 神秘主義 † 】  大澤真幸の宗教社会学的アプローチについて   さわりを読む▼
  01.24.  【 † 詩集 † 】  詩 『 ピュグマリオンの大罪 』   さわりを読む▼
  01.20.  【 † 小説集 「電脳系」 † 】  小説 『 Googleの未来 』   さわりを読む▼
  01.17.  【 † 映画 † 】  映画 『 シャレード 』   さわりを読む▼
  01.14.  【 † 音楽 † 】  Led Zeppelin 『 Stairway to Heaven  』   さわりを読む▼
  01.14.  【 † 音楽 † 】  Boston 『  More Than A Feeling  』   さわりを読む▼
  01.13.  【 † 映画 † 】  『 Se7en (Opening Credits)  』   さわりを読む▼
  01.08.  【 † 存在論 † 】  ハイデッガーの存在論と、ドゥルーズの差異論から切り拓く、新しい「創造論」   さわりを読む▼
  01.07.  【 † ファッション † 】  香水の父祖、ゲラン   さわりを読む▼
  01.05.  【 † 小説集 「純文学系」 †  】  小説 『  I want to be with you. 』   さわりを読む▼
  01.02.  【 † 映画 † 】  「遠い国の唄」の持つ、やさしいメロディー   さわりを読む▼

◆2010年12月     ◆2011年01月       ◆2011年02月

ウェブ内部の「カイロス的時間」という幻想 

† メディア論 †


 「バレエを思考する - 阿部純子 のブログ( バレエスタジオAile主宰 )」の「モジュール化された時間、それをほどくカイロスの翼」を読んだ。これは佐々木氏のツイッターで紹介されていた記事だ。この記事で、彼女はネット内の時間を「カイロス」として把捉している。確かにウェブ内の時間の進み方はリアルとは少し異なる。例えば、三年前に書いた記事を今日書いた記事とリンクさせる時、ユーザーは共通のテーマで記事を読むことが...全文を読む

『ソーシャルネットワーク』という古典 

† 映画 †


 ITジャーナリストの佐々木俊尚氏のツイッターに引用されているテクストに従えば、グーグルはその幼年期が終わり、今、彼らはアップル、フェイスブックという新しい強敵と闘い始めた時期にあるといわれている。昨今、佐々木氏のツイッターへの関心が凄まじく増大しているようだ。実は昨日、私は彼女と再会して、最早これを観なければ時代に取り残されるほど圧倒的な関心を持たれている『ソーシャルネットワーク』を観た。今のところ...全文を読む

大澤真幸の宗教社会学的アプローチについて 

† 神秘主義 †


 1 資本主義の起源は、カルヴァン派のプロテスタンティズムである(ヴェーバー)資本主義は、宗教から完全に独立しているのだろうか。マックス・ヴェーバーによれば、資本主義の原型は、カルヴァン派の予定説であり、プロテスタンティズムである。我々は、宗教と資本主義が、何か別物であるかのように感じていたのではないだろうか。しかし、実は資本主義は、キリスト教が「世俗化」した形式だと社会学的には考えられている。世俗...全文を読む

詩 『 ピュグマリオンの大罪 』 

† 詩集 †


 自分に対して本当に自信があればいかなる逆境に曝されようとも常に敢然として品位を失わない僕の最大の弱さは辛い苦しみを大切なひとにも味わわせ同じように悲嘆するのを見ることで満足を見出そうとするこの愚昧な気質にこそある僕は彼女を傷つけようとしたのではないただ言葉にできない感情が浮上しそれを瞑想によって癒しきれなかったのだ全てのあらゆる時間において自信を失わずに生きることああつくづく人間は感情的な動物であ...全文を読む

小説 『 Googleの未来 』 

† 小説集 「電脳系」 †


  僕には、自分がどこでいつ生まれたかについての記憶がなかった。ただ、今僕は小さな島にいるのだった。小高い丘の上に、白い教会が寂しげに建っていた。風は静かで、海原は死に絶えような灰色だった。大空は海原と共に滅ぶことを欲しているのか、終末的な暗さに支配されており、時刻が朝なのか、夕暮れなのかさえ判らない状態だった。 教会は木造建築で、扉には狭い石畳が階段になって続いていた。石畳の隅に、小さく「Google」...全文を読む

映画 『 シャレード 』 

† 映画 †


 シャレード [DVD](2002/09/27)オードリー・ヘプバーン、ケーリー・グラント 他商品詳細を見るオードリー・ヘプバーン主演の作品を観るのは、『ローマの休日』に続いて二作目だった。これはサスペンスなんだけれど、妙にコミカルで、しかもダンディズムも感じさせるという不思議な映画だった。作品については、ジバンシィが衣装を担当したから話題を呼んだそうだが、確かに富豪未亡人の衣装は華やかだった。特に赤色のコートは品格...全文を読む

Led Zeppelin 『 Stairway to Heaven  』 

† 音楽 †


 「天国への階段」は、父がよくギターで私や母に弾いてくれた曲でした。ギターを弾く魂は、父親から私ではなく弟へと伝わりました。いつだったか、弟が父と同じこの曲を弾いてくれた時、私はこう感じました。「私には彼らとは違う何があるというのか?」私には、この「言葉」がある。それにしても、この曲には、どこか哀切を湛えた静かな力が流れていますね。きっと私が惹かれたのは、そのセンチメンタルなメロディーだったのだと思...全文を読む

Boston 『  More Than A Feeling  』 

† 音楽 †


 ようやく見つけた。私の父も弟も音楽系なのですが、父が車の中でも、家の書斎でもずっとこの曲を流していたのを覚えています。まだ私が幼稚園くらいの頃から、ずっーと、この曲を聴いて育ってきました。私にとって、この曲は「父親」そのものであり、この曲から伝わる巨大な「やさしさ」のようなものも、今では父親の存在を感じさせます。ずっと運営してきたこのブログで、父親の好きな曲を流せるのは本当に大きな悦びを感じます^...全文を読む

『 Se7en (Opening Credits)  』 

† 映画 †


 最近、フィンチャー監督への関心が日本でも高まっていますが、個人的には『Se7en』の名高いOPのインパクトには私も極めて強い印象を覚えました。この作品は、モチーフとしてはキリスト教的道徳観における「七つの大罪」をテーマにしているように見えますが、宗教的側面が強調されたシーンはほとんどありませんでした。「七つの大罪」の中で最も罪深いのは、ダンテによれば「高慢」であり、最も小さいのは「肉慾」なのですが、本...全文を読む

ハイデッガーの存在論と、ドゥルーズの差異論から切り拓く、新しい「創造論」 

† 存在論 †


 ドゥルーズと創造の哲学 この世界を抜け出て(2010/02/26)ピーター・ホルワード商品詳細を見るハイデッガーの存在論と、ドゥルーズの差異論についての考察が飛躍的に深まったので、ここでその成果をまとめておきたい。今回、私はピーター・ホルワードの革新的なドゥルーズ論、『ドゥルーズと創造の哲学』を読んだ。これは、カトリックとしてこれまでキリスト教神学における「創造」論に対して、関心を寄せてきた私にとって、文字通...全文を読む

香水の父祖、ゲラン 

† ファッション †


 20世紀に活躍した名高い調香師の中で、記憶に留めておきたいのは以下の三者です。・フランソワ・コティ・エルネスト・ダルトロフ・ジャック・ゲランその中で、『香水の歴史』の中でも特筆されていた、ゲランの香水を紹介します。これらには全て、それぞれ名前がついており、それぞれの香水には「個性」があります。こういった知識は、一見瑣末なものに思えるかもしれませんが、実は生きていく上で必ずどこかで知っていて役立つも...全文を読む

小説 『  I want to be with you. 』 

† 小説集 「純文学系」 † 


 by Vincent van Gogh 十八歳の夏休みに、僕は南フランスのニームという街でダリアという女性と同じバスに乗っていた。僕が結局、あの大胆不敵な南仏旅行で得た、最高の思い出というのは、やはりダリアと過ごした時間にあるのだと思う。 そもそも、何故僕が南フランスへ行こうと決意したのか、そこから書き始める方がきっと親切だろう。僕は何を隠そう、ヴァン・ゴッホの絵が大好きだった。どれくらい大好きかといえば、それ...全文を読む

「遠い国の唄」の持つ、やさしいメロディー 

† 映画 †


 大晦日、お正月とひたすら小説と詩を書いております。これほど集中して、一日中「言葉」を紡いでいた経験は、かなり久しぶりです。さすがに疲れてきました。というわけで、休みがてらに、YouTubeで見つけた良質なアニメーション作品を紹介します^^流れている音楽も、丁寧なタッチも、叙情的で繊細で、とてもいい感じです。プロの方ではないそうですが、映像ではなく「言葉」で表現している私から見て、非常に豊かな才能を感じま...全文を読む

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