【  2011年04月  】 更新履歴 

  04.29.  【 † 美術/アート † 】  Masakatsu Takagiを巡る、「水」のディアレクティケー   さわりを読む▼
  04.24.  【 † ジャック・デリダ † 】  デリダと写真 c   さわりを読む▼
  04.24.  【 † ジャック・デリダ † 】  デリダと写真 b   さわりを読む▼
  04.24.  【 † ジャック・デリダ † 】  デリダと写真 a   さわりを読む▼
  04.20.  【 † 詩集 † 】  詩 『 王 』   さわりを読む▼
  04.17.  【 † 文学 † 】  三崎亜記 『鼓笛隊の襲来』、『廃墟建築士』   さわりを読む▼
  04.12.  【 † ファッション † 】  Dior×EPOCA 2011SS   さわりを読む▼
  04.11.  【 † 小説集 「純文学系」 †  】  小説 『 島の創造 』   さわりを読む▼
  04.07.  【 † 文学 † 】  大江健三郎の「狂度」の解明   さわりを読む▼
  04.03.  【 † 詩集 † 】  詩 『 この詩では、作者が己自身を展開し始める 』   さわりを読む▼
  04.03.  【 † 詩集 † 】  詩 『 魂の通奏低音は、常に死んだ犬の如く、瀕死的に 』   さわりを読む▼
  04.03.  【 † 詩集 † 】  詩 『 苦しみながらも黙って働く貧しい者をイエス様は誰よりも愛する 』   さわりを読む▼
  04.02.  【 † 映画 † 】  『フォーン・ブース』と『スリーパーズ』   さわりを読む▼

◆2011年03月     ◆2011年04月       ◆2011年05月

Masakatsu Takagiを巡る、「水」のディアレクティケー 

† 美術/アート †


 「ねえ、あなたはどうして彼の映像が好きなの?」「彼って?」「高木正勝のことよ。最近、あなたは彼のことばかり考えてるわ」「そうだね。僕は彼のことを今も考え続けてる」「彼になぜ惹かれるの?」「今、イメージしてるのは水なんだ。明るい、光そのものであるような水。眩しい水。それは陽光を吸った水というよりも、それ自体で光を発することのできるような水。神聖な水なんだ。僕が少年時代に経験した水死に近い経験を、なぜ...全文を読む

デリダと写真 c 

† ジャック・デリダ †


 「Francisco Lachowski」火が退き火事が鎮火したとしてもそこに灰があるなら火は後退しつつも残っているのよ火は退却することによって陣地を手放したかに見えるわ火は偽装し続け幾つもの姿をまとって変装する埃にまみれ化粧をまとい最早自分自身にとどまらない複数の身体を持つ不安定なファルマコンとなる自己のそばにとどまらないこと自己のもとにあらぬことまさにこれが灰の本質なのよ本質の灰そのものよJ・デリダ『火ここになき...全文を読む

デリダと写真 b 

† ジャック・デリダ †


 「Untitled」彼にとって痕跡を一番よく表しているモデルは人が思い描いているようなものではないそれは、狩の跡とか道つけとか砂の上の筋海の航跡または残された足跡への愛などではなくむしろ灰なんだJ・デリダ『火ここになき灰』...全文を読む

デリダと写真 a 

† ジャック・デリダ †


 「Steven Klein」どこに?ここに?そこに?ページの上の言葉はどこにあるの?J・デリダ『火ここになき灰』...全文を読む

詩 『 王 』 

† 詩集 †


 高校時代の美術の時間プリントを一人だけ配布されないという小さな苛めを受けたクラスメイトが突如として椅子をヴァギナに見立てて自分の隆起したズボンの奥にあるものを打ちつけ始めた貴様らこれでもかこれでもか貴様ら赦さんぞ貴様らこれでもかこれでもか貴様ら彼を苛めていた他のグループはまたキチガイが湧いたといったがその顔には一抹の恐怖が窺えたそれ以外の傍観者は参ったなといって居心地悪そうに微笑み合っていた彼がど...全文を読む

三崎亜記 『鼓笛隊の襲来』、『廃墟建築士』 

† 文学 †


 鼓笛隊の襲来 (集英社文庫)(2011/02/18)三崎 亜記商品詳細を見る本書の「彼女の痕跡展」という短編を読んだ。これはボルタンスキー的な「痕跡」をテーマにしている、現代アート的な印象を与える作品である。主人公は恋人についての記憶喪失に陥っており、ふと訪れた珍しい個展に出入りしているうちに自分が喪失していたものの「痕跡」の気配を嗅ぎ取る。個展はやがて別の街へと移動する。そして主人公にも新しい恋人ができるわけだ...全文を読む

Dior×EPOCA 2011SS 

† ファッション †


 SSシーズンということで先日買ってきた洋服を紹介します。ディオールはお馴染みですが、今回は春物のエポカのシャツを買いました。これは二年くらい前に買ったエポカの水玉シャツ。ディオールのジャケットと合わせるのが好きです。そしてこの一枚が今回買ったエポカの新作シャツです。淡いパープルピンクで、彼女も色彩的に「優しい色」を取り入れて欲しいとのことだったので。ピンクシャツと合わせて買ったディオールの春らしいホ...全文を読む

小説 『 島の創造 』 

† 小説集 「純文学系」 † 


   by Jean Marie Barre  アフリカのマダガスカル島にすむ哺乳類は,わずか四つの分類群しかなく,ほとんどが島に固有の種だ。これらはアフリカ大陸からやってきて進化したと考えられているが,その移動方法には諸説があった。島と大陸がかつて地つづきだったとする説や,生物が海を漂流してきたという説だ。どちらの説も問題点が指摘されており,決定的ではなかった。 中国,香港大学のアリ博士らは,海洋大...全文を読む

大江健三郎の「狂度」の解明 

† 文学 †


 大江健三郎の魅力は、その「狂度」にある。私はドゥルーズに一度でいいから大江の全作品を読んで欲しかったが、彼は残念ながら大江については言及していない――ドゥルーズが取り上げるべきテーマを幾つも大江が宿しているにも関わらず、である。大江健三郎という作家が持つ魅力は、「政治」、「故郷」、「神秘主義」、「想像的私小説」、「映画」、「性」など、様々な次元からこれまで語られてきているが、私はこれら全てに共通して...全文を読む

詩 『 この詩では、作者が己自身を展開し始める 』 

† 詩集 †


 by 石田徹也血で書くということは苦悩を核にして詩を書くことであるそれは書くというよりも流すということではないのか血の涙を私は大学には行かなかったクラスメイトの大半が大学へと進学したが私にはそこへ行く意味が理解できなかったそして学力もなかった私にあったのは南仏へ単身で向かいヴァン・ゴッホの魂を抹殺することだけであったそれでもクラスメイトたちの影を追うようにそして世間体を気にして私は通信学部で法学を...全文を読む

詩 『 魂の通奏低音は、常に死んだ犬の如く、瀕死的に 』 

† 詩集 †


 by François-Auguste-René Rodin私は着衣した私から裸体の私へと戻らねばならないそのためには硫酸を自分の肉体にふりかけても微笑を絶やさない強靭な信条が必要だ君の信条とは何なのかそれは自由が存在しないことどこへ行っても不自由であることこの世界に楽園は存在しないこと天国も煉獄も存在せずただ広がるのは空漠たる地獄であることそれを知っているだけで十分だこの世の本質は地獄であるだとしたら君がいち...全文を読む

詩 『 苦しみながらも黙って働く貧しい者をイエス様は誰よりも愛する 』 

† 詩集 †


 by Hedi Slimane 働くということ古代シュメールの人々に人間とは何かと問えば以下のような答えが返ってきた人間は働く存在である働いている時は職場が死んだ犬の墓地のように感じられることもあるだが辞めて墓地から解放されたとしても広がるのは更に暗澹たる無数の犬の堆積なのだ犬のように働くだがその犬は自由でもなく不自由でもない孤独な生ける犬である傷つき懊悩しながら静かに狂気の悲鳴をあげる飼い主を裏切らない瀕死の...全文を読む

『フォーン・ブース』と『スリーパーズ』 

† 映画 †


 フォーン・ブース [DVD](2004/04/02)コリン・ファレル、キーファー・サザーランド 他商品詳細を見るこれは、なかなか面白い映画だった。映画を観ながら考えるのは、小説を書いていく時に何か活かすことのできるものがないか、ということだ。基本的に全てのものをそういう目線で観ることが、少年時代から習慣になっている。といっても、小説を書くことは労力が必要だ。ずっと緊張感に満ちていた。「目が離せない緊張感」の連続、と...全文を読む

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