【  2011年06月  】 更新履歴 

  06.26.  【 † 美術/アート † 】  サミュエル・バク(Samuel Bak)の世界   さわりを読む▼
  06.26.  【 † 美術/アート † 】  デイヴィッド・インショウ(David Inshaw)の世界   さわりを読む▼
  06.23.  【 † 存在論 † 】  鈴村智一郎からのお知らせ   さわりを読む▼
  06.21.  【 † 小説集 「幻想系」 † 】  小説 『 野鳥たちのための聖典 』   さわりを読む▼
  06.17.  【 † 映画 † 】  「ドイツ軍の大砲の音を聴いていると、ワーグナーの音楽を思い出さないかね?」 シャルリュス男爵礼讃   さわりを読む▼
  06.12.  【 † 神秘主義 † 】  鈴村智一郎のハートツリー 「これからの時代の新しいスピリチュアルな世界へ向けて」    さわりを読む▼
  06.09.  【 † 映画 † 】  暑い季節には涼しい映画を?   さわりを読む▼
  06.07.  【 † 文学 † 】  イーディス・シットウェル 『黄金海岸の風習』   さわりを読む▼
  06.05.  【 † 美術/アート † 】  大江健三郎が、フランシス・ベーコンを語る   さわりを読む▼

◆2011年05月     ◆2011年06月       ◆2011年07月

サミュエル・バク(Samuel Bak)の世界 

† 美術/アート †


 書物と薔薇を等しく愛する者は、最も神に近い。バベルの塔には、実に様々な民族が集うものだ。イエスの人生は、全ての人間の原型なのだ。碑文は神聖な音を立てながら跡形も無く崩れ去った。荒廃した土地には、常に世界樹の萌芽がある。ここが「夢の街」と呼ばれる由縁は、きっと路地裏を歩いただけで自ずと判るだろう。昨夜見た夢の中で僕は、木々たちが大空を飛び廻っているのを目撃した。書物も鳥類と同じで、樹木に巣作りをして...全文を読む

デイヴィッド・インショウ(David Inshaw)の世界 

† 美術/アート †


 よく見たら、そこにあることがありえないものがすぐ傍に存在しているのではないだろうか?夢の中で以前、あなたはこの草原のテニスコートで僕と汗を流したことがあったかもしれない……。あまりにも広い「家」に住むということは、おそらく怖ろしく孤独であろう。こんな夕方に限って、僕は急いで帰宅して部屋の片隅で静かに読書する人間だ。気の滅入るような曇天の日に、裸体の女が不敵な笑顔で窓から「こんにちは」をいう、そんなシ...全文を読む

鈴村智一郎からのお知らせ 

† 存在論 †


 「Florian-Van- Bael-Saverio-Cardia-Homotography」皆さん、こんばんは。とても暑くなってきましたね。ツイッターでも御報告させて頂きましたが、私の書いた新しいハイデッガー論が星空文庫様にて掲載されております。小説以外の作品についても取り上げて下さっている方がいるようなので、再びハイデッガーの読解を進めていたのでした。一人でも多くの方に、ハイデッガーの思索の営為が伝わればと思います^^Martin Heidegger ar...全文を読む

小説 『 野鳥たちのための聖典 』 

† 小説集 「幻想系」 †


 by Mia Mäkilä アイリーンは退屈そうにショッピングモールを歩いていた。彼女には全てが退屈だった。彼女が属している世界にもしも表題をつけるとすれば、それは『退屈』以外の何であろうか? 第一章は「アイリーン、退屈なので学校を辞める」。今、彼女は華々しく自由な第二章を始めたはずだった。だが、当てが外れた。学校の外に存在していたのは、更に退屈で不自由な大人の社会だった。 アイリーンは安息日の朝、...全文を読む

「ドイツ軍の大砲の音を聴いていると、ワーグナーの音楽を思い出さないかね?」 シャルリュス男爵礼讃 

† 映画 †


 見出された時~「失われた時を求めて」より~ [DVD](2002/01/25)カトリーヌ・ドヌーヴ、エマニュエル・ベアール 他商品詳細を見る一級の名作だ。特に、スパイク・ジョーンズ監督の『マルコヴィッチの穴』(『キュレーションの時代』で佐々木氏が何度か引用して再び注目された例の)のキーパーソンであるジョン・マルコヴィッチが、シャルリュス男爵を熱演している。シャルリュス……おそらく、プルーストの描いた『失われた時を求めて...全文を読む

鈴村智一郎のハートツリー 「これからの時代の新しいスピリチュアルな世界へ向けて」  

† 神秘主義 †


 私はカトリック系の男子高校を卒業し、二十一歳の時にカトリック教会で洗礼を受けました。洗礼準備期間のあいだに、司祭やシスターの助言を受けながらカトリック神学や祈りについて学習してきました。私のクリスチャンネームは、洗礼者聖ヨハネです。現在、私は二十四歳です。この三年間も、私はキリスト教史や宗教哲学、それに神秘主義などについて研究してきました。ところで、洗礼者聖ヨハネは、二十四歳の頃に一体何をしていた...全文を読む

暑い季節には涼しい映画を? 

† 映画 †


 ルームメイト [DVD](2009/11/04)ブリジット・フォンダ、ジェニファー・ジェイソン・リー 他商品詳細を見る『ルームメイト』は、心理サスペンスとして惹き込まれる作品である。主人公は恋人と暮らしていたが、彼の浮気がきっかけで離別してしまう。彼女はルームメイトによって寂しさを紛らわそうとするのだが、彼が復縁を迫り、やはり彼の方に気が向いてしまう。では、ルームメイトはどうなるのか?当然、奇妙な「三人の同居生活」...全文を読む

イーディス・シットウェル 『黄金海岸の風習』 

† 文学 †


 「Edith Sitwell」あまりにも露骨に、そしてあまりにも簡潔に、この世界に存在する詩を二つに分類してみよう。一つは、ソフトは詩。高校時代の甘酸っぱい恋の思い出や、片想いの切ない気持ち、休日にサイクリングして見上げた夕焼けの綺麗さ……これらはソフトで、甘美で、やさしくて、そして限りなく我々の思考を麻痺させる。では、ハードな詩とは何だろうか?そもそも、我々の言語中枢を刺激できるほどの詩に、我々はこれまで遭遇...全文を読む

大江健三郎が、フランシス・ベーコンを語る 

† 美術/アート †


 フランシス・ベーコンは、文学空間におけるアントナン・アルトーと並んで、未だに汲み付くし得ない未解明なテーマを大いに孕んだ画家の一人である。彼を大江健三郎が論じている映像(当時のNHK「日曜美術館」)を発見したのでここで紹介しておきたい。この中で作家は、「壊れ物」としての人間という、かつて生起した兇悪な少年犯罪における少年の表現を想起させるようなインパクトを引き寄せつつ、「壊れる方から、壊れない方へ」...全文を読む

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