【  2012年01月  】 更新履歴 

  01.30.  【 † メディア論 † 】  基礎情報学について �   さわりを読む▼
  01.28.  【 † 神秘主義 † 】  東アジアの精神文化研究 �   さわりを読む▼
  01.26.  【 † 美術/アート † 】  なぜ聖母マリアさまが「右」におられるのか?   さわりを読む▼
  01.26.  【 † 映画 † 】  ケイト・ウィンスレット主演『愛を読むひと』   さわりを読む▼
  01.25.  【 † 映画 † 】  コンセプチュアル・アートとしての、『彼女について私が知っている二、三の事柄』について、私が言語化を試みた二、三の事柄   さわりを読む▼
  01.17.  【 † 映画 † 】  旅とポラロイド――ヴィム・ヴェンダース『都会のアリス』   さわりを読む▼
  01.16.  【 † 文学 † 】  江國香織の絵本『夕闇の川のざくろ』と、「物語の力」について   さわりを読む▼
  01.03.  【 † キリスト教神学 † 】  ポスト・アジョルナメント   さわりを読む▼

◆2011年12月     ◆2012年01月       ◆2012年02月

基礎情報学について � 

† メディア論 †


 〈階層的オートポイエティック・システムについて〉ヒトは、社会システムの環境であり、逆に社会はヒトという生命単位体の環境である。これらは「相互浸透」しているとされる。「相互浸透」とは、複数のシステムが作動を通じて互いに他を環境とするような事態である。特に一方のシステムの作動に連動するように別のシステムの作動が交叉しながら浸透している場合を指す。「相互浸透」の概念においては、上位システムと下位システム...全文を読む

東アジアの精神文化研究 � 

† 神秘主義 †


 by tomoichiro suzumura重要なのは、普遍宗教の「中心原理」の「parergon(余白)」に目を向けることである。このページでは、スリランカに見られる「樹神」信仰と、ペルシアの古典恋愛文学『サラーマーンとアブサール』に見られる女神信仰の痕跡について、記録を残しておく。○ スリランカにおける樹神信仰インドの南に浮かぶ島スリランカ。ここはインドのヒンドゥー教や仏教の影響が色濃く、人々は「輪廻」を信じている。特に多...全文を読む

なぜ聖母マリアさまが「右」におられるのか? 

† 美術/アート †


 美術における右と左 / 中森 義宗、衛藤 駿 他Dextera Dominiキリスト教美術においては、絵画の「中央」か「右」に聖性が与えられる。これは「神の御手(Manus Dei)」=「Dextera Domini(支配者の右手)」というキリスト教神学的な概念に来歴を持つ。アウグスティヌスによれば、「右」は「永遠の生」の象徴である。アダムとエバの創造に関して、中世の俗信ではアダムの左の肋骨からエバが創造されたとされていた。そしてエバ(女...全文を読む

ケイト・ウィンスレット主演『愛を読むひと』 

† 映画 †


 愛を読むひと (完全無修正版) 〔初回限定:美麗スリーブケース付〕 [DVD](2010/01/08)ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ 他商品詳細を見るこれは、素晴らしい映画だった。主演のケイト・ウィンスレットには、『タイタニック』での貴族的なイメージが強かったが、本作では生身の女性そのもので、しかも非常に感情移入して演じられている。私は映画を観ている時にあまり涙を流せないのだが、この映画は途中から非常に哀...全文を読む

コンセプチュアル・アートとしての、『彼女について私が知っている二、三の事柄』について、私が言語化を試みた二、三の事柄 

† 映画 †


 彼女について私が知っている二、三の事柄 HDニューマスター版 [DVD](2008/02/01)ロジェ・モンソレジュリエット・ベルト商品詳細を見るゴダールの映画を観るのは、『気狂いピエロ』、『中国女』に続いて三作目である。それも高校時代に観て以来なので、もう5,6年ぶりくらいでゴダールの「新作」を観たわけだ。本作の感想を書く前に、少しだけ『中国女』の短いレビューを書いておきたい。私はこの作品の中で、ゴダールが映画を撮影...全文を読む

旅とポラロイド――ヴィム・ヴェンダース『都会のアリス』 

† 映画 †


 都会のアリス [DVD](2008/01/23)リュディガー・フォグラー、イエラ・ロットレンダー 他商品詳細を見るヴィム・ヴェンダースの代表作の一つ、『都会のアリス』(1973)を観た。主人公のフィリップはドイツ人の旅行記のライターで、ポラロイド写真を撮りながらアメリカを廻っている。しかし筆は進まず、編集者からも渋い顔をされる。彼はアメリカ滞在中に自己喪失に陥っており、それが彼から書く力を奪っているのだ。その頃、ドイツで...全文を読む

江國香織の絵本『夕闇の川のざくろ』と、「物語の力」について 

† 文学 †


 江國香織のシリアスな絵本『夕闇の川のざくろ』を読んだ。まず、挿絵を描いた守屋恵子さんの絵が、独特な不思議さと冷たさを持っていて良い感じだ。『ホテルカクタス』での挿画は佐々木敦子さんで、こちらも江國香織の持つ雰囲気とうまく溶け合っていると思う。この絵本は、子供たちが読む普通の絵本とは少し違っている。これは大人のための絵本かもしれない。しおんは女の子で、学校では友達が誰もいない。しおんの顔は他の少女た...全文を読む

ポスト・アジョルナメント 

† キリスト教神学 †


 私は、現代のカトリック信徒の課題は、いかにしてキリスト教の「父性構造」をディコンストラクトし、それを「女性原理」へと繋げるかにかかっていると確信している。その上で、大切なことは、男性が書いた本ではなく、女性が書いた本に積極的に参画することであり、埋もれた逸材を発掘し、蘇生させることである。ここで、私は信徒として、中世に活躍した女性の神学者、シスターたちのディスクールを改めて振り返ろうと思う。まず、...全文を読む

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