【  2013年08月  】 更新履歴 

  08.31.  【 † ファッション † 】  でででででででででででででででででででぃおぉ~~るぅ~♪   さわりを読む▼
  08.26.  【 † 文学 † 】  「もしかしたらこの世界には、僕に相応しい場所はないのかもしれない」――フランス文学の鬼才ミシェル・ウエルベック『闘争領域の拡大』×『ある島の可能性』について   さわりを読む▼
  08.23.  【 † ポール・ド・マン † 】  「僕は貴女を最も愛しています」は、なぜ「誤読」されるか? 恋愛言語の本質について――ジョセフ・ヒリス・ミラー『批評の地勢図』所収の『ピクウィック・ペイパーズ』論読解   さわりを読む▼
  08.22.  【 † 神秘主義 † 】  宗教における「悟り」とは何か   さわりを読む▼
  08.21.  【 † キリスト教神学 † 】  私の洗礼名である「洗礼者聖ヨハネ」について   さわりを読む▼
  08.21.  【 † キリスト教神学 † 】  私がカトリック教会で洗礼を受ける直前に考えたことーーレオナルド・ダ・ヴィンチの《岩窟の聖母》を中心に   さわりを読む▼
  08.21.  【 † 神秘主義 † 】  魔女学の中世と現代について   さわりを読む▼
  08.21.  【 † キリスト教神学 † 】  幼きイエスの聖テレーズという曙光   さわりを読む▼
  08.21.  【 † 映画 † 】  『男が女を愛する時』のアンディ・ガルシアの魅力--愛する女性を一途に支える男の美学   さわりを読む▼
  08.18.  【 † 建築学 † 】  Collected drawing of Jean-Jacques Lequeu/ジャン=ジャック・ルクー素描集成(1)「裸性」   さわりを読む▼
  08.18.  【 † 建築学 † 】  Collected drawing of Jean-Jacques Lequeu/ジャン=ジャック・ルクー素描集成(2)「魔術的思考」    さわりを読む▼
  08.16.  【 † 文学 † 】  カムパネルラの美学、あるいは美少年の「指先」についてーー長野まゆみ『絶対安全少年』読解   さわりを読む▼
  08.15.  【 † 文学 † 】  「愛欲」のエレガンス――ラクロ『危険な関係』、ギヨーム・ド・ロリス『薔薇物語』を中心に   さわりを読む▼
  08.15.  【 † エッセイ † 】  美について/女性について   さわりを読む▼
  08.12.  【 † 建築学 † 】  中筋純『廃墟チェルノブイリ』を「読む」ーー第二のフクシマ、チェルノブイリを二度と引き起こさないために……   さわりを読む▼
  08.11.  【 † 建築学 † 】  ケヴィン・リンチ『廃棄の文化誌』(2)ーー都市の隠れ場としての「誰もいない空き地」   さわりを読む▼
  08.09.  【 † 政治学 † 】  ジャック・ランシエール『民主主義への憎悪』から考える「これからの社会」   さわりを読む▼
  08.09.  【 † 存在論 † 】  M・ハイデッガー『哲学への寄与論稿』における「最後の神」について/『ヘルダーリンの詩作の解明』   さわりを読む▼
  08.09.  【 † 詩集 † 】  詩 『 イエスが使った顔文字 』   さわりを読む▼
  08.09.  【 † 映画 † 】  レオン・カラックス『ボーイ・ミーツ・ガール』、『ポンヌフの恋人』について   さわりを読む▼
  08.06.  【 † 映画 † 】  父と子が交互に演じる「赦し」の神――エミール・クストリッツァ『パパは出張中』   さわりを読む▼
  08.04.  【 † 宗教学 † 】  男性原理と女性原理の結合による「聖なるもの」の顕現についてーーミルチャ・エリアーデ『鍛冶師と錬金術師』読解   さわりを読む▼
  08.04.  【 † 神秘主義 † 】  ハイデッガーの存在論を乗り越える戦略としての仏典『ウダーナヴァルガ』についてーー「ニルヴァーナ」と「キリストの復活」の等根源性   さわりを読む▼
  08.03.  【 † 美学 † 】  美学・修辞学上の古典、偽ロンギノス『崇高について』ーー「偉大なものはそれ自体がもともと失敗をやってのけるようにできている」   さわりを読む▼
  08.02.  【 † キリスト教神学 † 】  13世紀フランドルの女流詩人ハデウェイヒの『Visioenen(幻視)』における「神の顔」と「知恵の木」について   さわりを読む▼
  08.01.  【 † 政治学 † 】  「政府にできることの全ては二つのカテゴリーに分けられる。今日でもなしにすませられるものと、将来はなしですまされるだろうと我々が望むものである」ーーD.フリードマンの無政府資本主義を検証する   さわりを読む▼

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でででででででででででででででででででぃおぉ~~るぅ~♪ 

† ファッション †


 めっちゃテンション上がる話を書きます。といっても、ひとりだけで上がるのはいやなんで、普通です。というのは、今日発売したプレシャスにディオールのレザーが。しかも私が先日買ったやつと同じのが。びっくりした。ポスタークラスのシングルだったんですね。もうめちゃくちゃ大事にする。まだ休日に一度着ただけで、店には今は灰色のディオールジャケット着て出勤してます。中は今シーズンのあの渋いベージュ色のシャツさ~~♪...全文を読む

「もしかしたらこの世界には、僕に相応しい場所はないのかもしれない」――フランス文学の鬼才ミシェル・ウエルベック『闘争領域の拡大』×『ある島の可能性』について 

† 文学 †


 闘争領域の拡大(2004/11)ミシェル ウエルベック商品詳細を見るウエルベック――ひとは彼をファルス中心主義の権化とか、オンナ好きでキッチュな厭世主義者とか、色々な風に評価する。だが、その処女作=問題作である本作は、幾つかのコードでル・クレジオの『調書』やシュティフターの『森の小道』、更には映画『アメリカン・サイコ』とも連結しているかもしれない。例えば資本主義社会の「欲望の消費構造」を、セックスに戯画化して...全文を読む

「僕は貴女を最も愛しています」は、なぜ「誤読」されるか? 恋愛言語の本質について――ジョセフ・ヒリス・ミラー『批評の地勢図』所収の『ピクウィック・ペイパーズ』論読解 

† ポール・ド・マン †


 Francisco Lachowski Gets Exposed by Algis Puidokas 恋占いの方法は、古今東西全ての恋する男女の関心事であった。ヨーロッパに伝わる聖書を使った恋占いの方法について、イェール学派の代表的論客の一人であるジョセフ・ヒリス・ミラーはいくぶん迷信的な側面を認めつつも、以下のように語っている。ヴァレンタインデーの伝統の中には、その日にたまたま出会った初めての人が、結婚することになるだろうという考えがある。バテ...全文を読む

宗教における「悟り」とは何か 

† 神秘主義 †


 by Steve Hanks『スッタニパータ』の「犀の角」の章には、極めて重大なメッセージが宿っている。これから私は、カトリック教会におけるミサの「集会」という性質について考えてみる。「集会を楽しむ人には、暫時の解脱に至るべきことわりもない。太陽の末裔(ブッダ)のことばをこころがけて、犀の角のようにただ独り歩め」この「犀の角」とは、仏教学における世界的権威であり訳者の中村元氏の素晴らしい解説によれば、「犀の角...全文を読む

私の洗礼名である「洗礼者聖ヨハネ」について 

† キリスト教神学 †


 死海文書の研究(1997/09)池田 裕商品詳細を見る1QSとは私の信仰には影響を与えないが、事実としてこういうことがあったらしい。つまり、キリスト教「以前」に、ユダヤ教の中にエッセネ派といわれるグループが存在して(エルサレムの主流ユダヤ教とは対立していたらしいが)、このメンバーは、クムランの洞窟で暮らしたり荒野で集団で生活していた。エッセネ派の、つまりクムランで発見された教義書を、「死海文書」という。正確に...全文を読む

私がカトリック教会で洗礼を受ける直前に考えたことーーレオナルド・ダ・ヴィンチの《岩窟の聖母》を中心に 

† キリスト教神学 †


 「マリアさまの―中に―有ること」 ハイデガーのオントロギーでは、絶対に人は救われない。洗礼前の今、私は、本来「カトリックの本」を読むべきである。だが、私はハイデガーやラクーラバルト、フッサール、ニーチェの本を読んでいる。ドゥルーズの本を読み、ライプニッツの本を読んでいる。だが、どれにも救いはない。哲学には救いはないのだ。私が洗礼直前の今、一つだけいえること、それは、新しい美しい存在論だ。「マリアさま...全文を読む

魔女学の中世と現代について 

† 神秘主義 †


 by Pierre Molinier 1486,1487年にラテン語で初版を出した、ドイツのドミニコ会士インスティトーリスとシュプレンガーの共著による『Malleus Maleficarum』は、15世紀以降の魔女裁判において異端審問官のためのポケットブックとして用いられた。本書は魔女学の基礎文献である。訳すと『魔女への鉄槌』が正しい。この中で、二人はまず、「魔女」とは何かについて定義を与えている。「魔女とは、les sorciéres qui renient ...全文を読む

幼きイエスの聖テレーズという曙光 

† キリスト教神学 †


 生きていく上で、信じるべきなのは、やっぱりこの人しかいないと思う。そのことをふと想い出した。この人のことが愛しい。彼女は僕の存在を全て受けいれてくださる。祈りが足りないなら、祈り方を教えてください。貴女が傍にいることを想ってこれからも生きていきます。...全文を読む

『男が女を愛する時』のアンディ・ガルシアの魅力--愛する女性を一途に支える男の美学 

† 映画 †


 男が女を愛する時 [DVD](2006/04/19)アンディ・ガルシア、メグ・ライアン 他商品詳細を見る 『男が女を愛する時』――この映画の最大の魅力はアンディ・ガルシア演じるパイロットの夫マイケルの類稀なる寛容さ、一途な妻への愛情にこそある。男性である私でさえ、この作品でアンディが演じたマイケルの「いい男」ぶりには頭が下がる思いだった。本来なら、こんなアルコール中毒の妻がいたらサポート尽くしでノイローゼになるところ...全文を読む

Collected drawing of Jean-Jacques Lequeu/ジャン=ジャック・ルクー素描集成(1)「裸性」 

† 建築学 †


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Collected drawing of Jean-Jacques Lequeu/ジャン=ジャック・ルクー素描集成(2)「魔術的思考」  

† 建築学 †


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カムパネルラの美学、あるいは美少年の「指先」についてーー長野まゆみ『絶対安全少年』読解 

† 文学 †


 絶対安全少年(2000/12)長野 まゆみ商品詳細を見る「ぼくたちはひどくつまらないことのようにキスをするでも、お互いに指はとても正直だから」この本は極めて重要である。ここでは、「美少年」が徹底的に描き出されている。長野まゆみによれば、「美少年」には幾つかの条件がある。1、容貌と知性を兼ね備えていること2、「少女とみまごう」などという表現はタブーであり、月並みなこと3、少年には少年としての骨格があること4、...全文を読む

「愛欲」のエレガンス――ラクロ『危険な関係』、ギヨーム・ド・ロリス『薔薇物語』を中心に 

† 文学 †


 薔薇物語〈上〉 (ちくま文庫)(2007/08)ギヨーム・ド ロリス、ジャン・ド マン 他商品詳細を見る薔薇物語 下 (ちくま文庫 は 35-2)(2007/08)ギヨーム・ド ロリス、ジャン・ド マン 他商品詳細を見るギヨーム・ド・ロリスの「愛の十戒」について「物語一つ一つに、怪物が棲んでいる。女たちを勇敢ではなく、打たれ強くした怪物。だから女たちは、心を開くより脚を開く。心の中には、手足を曲げて小さくなった子供がいるのだから」 ...全文を読む

美について/女性について 

† エッセイ †


 世界の始まりに、この絵がある。アリストテレスも、プラトンも、アウグスティヌスも、トマス・アクィナスも、カントも、ヘーゲルも、ニーチェも、フッサールも、ハイデガーも、デリダも、誰も知らないであろう絵。それゆえに、決定的にクリプト化され、謎そのものである、一枚の創世記の挿絵。Luis de la Fuente、それが画家の名前。私にとって、この絵は怖ろしい。けして振り向いてくれない彼女、泣いているのか、怒っているのか...全文を読む

中筋純『廃墟チェルノブイリ』を「読む」ーー第二のフクシマ、チェルノブイリを二度と引き起こさないために…… 

† 建築学 †


 廃墟チェルノブイリ Revelations of Chernobyl(2008/04/25)中筋 純商品詳細を見る1986年に生起したチェルノブイリ原発事故は、ヒロシマの500倍の放射能汚染が起きたとされている。当時のソ連においてはユートピア的な都市として計画されていたプリピァチは25年の歳月を経た現在でも廃墟化したままである。チェルノブイリは後のソ連解体の遠因になったともいわれている。写真家の中筋純氏のこの写真集は2008年に初版が刊行されてお...全文を読む

ケヴィン・リンチ『廃棄の文化誌』(2)ーー都市の隠れ場としての「誰もいない空き地」 

† 建築学 †


 廃棄の文化誌 新装版―ゴミと資源のあいだ(2008/02/25)ケヴィン・リンチ商品詳細を見る「年月を経たモノたちは、興味深い雰囲気を作り出し、損失という現象に対して、感傷的な調停を行う。それは自分の廃棄物ではなく、収集されたモノであり、由来もわからぬ無害な断片に過ぎない」「誰もいない空虚な都市」を記述していたアナイス・ニンについて引用されている。「それは、過去へと向かう退行の力を借りて、詩文という形に姿を変え...全文を読む

ジャック・ランシエール『民主主義への憎悪』から考える「これからの社会」 

† 政治学 †


 民主主義への憎悪(2008/07/07)ジャック・ランシエール商品詳細を見るいかにして「孤独な死せるライオン」に木漏れ日を与えるか?我々現代人は、「現代」を常に実践的に生きている。現代人が記した文学は、常に例外なく現代文学である。「現代」について知りたければ、例えば自分が今詩や日記、物語などを書いて浮上した幾つかの「概念」を抽象化して思考することで、少なくともその特徴は掴めるかもしれない。例えば小説の中に何気...全文を読む

M・ハイデッガー『哲学への寄与論稿』における「最後の神」について/『ヘルダーリンの詩作の解明』 

† 存在論 †


 「ハイデガーの肉声」哲学への寄与論稿-性起から(性起について)- ハイデッガー全集 第65巻(2005/06)ハイデッガー、辻村 公一 他商品詳細を見る「我々は真理の本質が硬直化する長い時代の終わりに立っている」例えば、図書館に行けば本がある。本を借りて図書館を出れば空には雲が浮かんでいる。そして部屋に帰ってきても、やはり図書館はそこにあり続けるだろう。この短い文章において、ハイデガーが注目するのは一箇所しかない。...全文を読む

詩 『 イエスが使った顔文字 』 

† 詩集 †


 神よ僕らの顔文字を祝福したまえワインの仕事をしている僕の彼女が飛び切りの一品を僕と乾杯してくれたその時の彼女は(〃⌒ー⌒〃)こんな幸せな顔をしていた僕はというと早くキスがしたくてたまらずにワイン片手に(´ε`*)いやこんなみっともない顔だったわけではないでも嬉しくてずっと一人ぼっちで本を読んでいた僕にとって彼女が返した(´ー`* )こんな眼差しがたまらなく可愛くて可愛すぎてたまらずに夏休みの高校生みたいなキスをし...全文を読む

レオン・カラックス『ボーイ・ミーツ・ガール』、『ポンヌフの恋人』について 

† 映画 †


 ボーイ・ミーツ・ガール<デジタル・リマスター版> [DVD](2011/11/25)ドニ・ラヴァン、ミレーユ・ペリエ 他商品詳細を見る レオン・カラックスがカンヌ国際映画祭のヤング大賞を若干二十四歳で受賞した『ボーイ・ミーツ・ガール』(1984)を観た。十代後半から二十代前半の男性たちに往々にして見受けられることだが、この作品もまたどこか内省的で孤独感に溢れている。ずっと押し黙っているかと思えば、突然自意識の肥大したモ...全文を読む

父と子が交互に演じる「赦し」の神――エミール・クストリッツァ『パパは出張中』 

† 映画 †


 パパは、出張中! [DVD] ボスニア・ヘルツェゴビナ出身の世界的な映画監督エミール・クストリッツァがカンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた名高い『パパは出張中』(1985)を観たので、その記録を残しておく。まず、その前に本作を観る上でボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエヴォ(映画の舞台)の近現代小史をざっと振り返っておこう。 サラエヴォは多宗教都市として非常に有名で、イスラム教、ギリシア正教会、カトリック...全文を読む

男性原理と女性原理の結合による「聖なるもの」の顕現についてーーミルチャ・エリアーデ『鍛冶師と錬金術師』読解 

† 宗教学 †


 by Deborah Morbetoミルチャ・エリアーデの『鍛冶師と錬金術師』は、主著の一つである『聖と俗』と並んで重要な本である。この作品では、謎に包まれた「賢者の石」だけでなく、「生殖の石」や「世界子宮」などといった重要な概念について語られている。特に、錬金術と神秘的な「女性性」との関係について学びたい方にとっては、非常に豊かな道筋を示してくれるだろう。エリアーデは『鍛冶師と錬金術師』の第三章「性化された世界...全文を読む

ハイデッガーの存在論を乗り越える戦略としての仏典『ウダーナヴァルガ』についてーー「ニルヴァーナ」と「キリストの復活」の等根源性 

† 神秘主義 †


 by Steve Hanks普遍宗教における「悟り」とは、「心の平安」である。「心の平安」とは、「わたし」と「あなた」の差異化の解消であり、「わたし=あなた」が「世界」である、ということに他ならない。「心の平安」というのは、ケルト神話における神樹信仰(わたしの木)に近い。ケルト民族の古くから伝わる伝承によれば、彼らは幼年時代にそれぞれ一人で森へ向かい、そこで迷いつつ、「わたしの木」を見出して村へ帰還する。この...全文を読む

美学・修辞学上の古典、偽ロンギノス『崇高について』ーー「偉大なものはそれ自体がもともと失敗をやってのけるようにできている」 

† 美学 †


 Joseph Culp Caleb Trent by Mark Segal Exhibition 美学、修辞学上の古典である偽ロンギノスが著した『崇高について』(小田実訳)を読んだので、その記録を残す。もともと本書は紀元前一世紀から紀元一世紀頃にシシリアで活躍した名高い弁論家カイキリオスの「崇高について」というテクストへの批判書(親愛なるテレンティアノスへの思弁的な書簡形式)として書かれたものであり、結果的に後世に残ったのは偽ロンギノスのこの『...全文を読む

13世紀フランドルの女流詩人ハデウェイヒの『Visioenen(幻視)』における「神の顔」と「知恵の木」について 

† キリスト教神学 †


 Hadewijch(ハデウェイヒ/13世紀フランドルのキリスト教女性詩人)の『Visioenen(幻視)』を読んだので、ここに二つ、この上なく大切なことを書いておく。「知恵の木」の幻視についてハデウェイヒには、この時代の修道女にはよく見られた現象だが、「幻視」の才能があった。それは、彼女が病弱であったことともおそらく連関を持っている。では、彼女は何を幻視したのか?一つ目、彼女は「木」を見た。その木には三つの枝があった。...全文を読む

「政府にできることの全ては二つのカテゴリーに分けられる。今日でもなしにすませられるものと、将来はなしですまされるだろうと我々が望むものである」ーーD.フリードマンの無政府資本主義を検証する 

† 政治学 †


 「Factory Boy」Mitch Norris by Steven Klein デイヴィド・フリードマンの『自由のためのメカニズム』は、リバタリアニズムの古典の一冊に加えられている。彼の理論は、今日の資本主義社会を知る上で有効な示唆をロバート・ノージックの『アナーキー・国家・ユートピア』と同様に与えている。『自由のためのメカニズム』は、「Anarcho-capitalism(無政府資本主義)」を正当化するために記されたものである。「政府」の...全文を読む

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