【  2014年03月  】 更新履歴 

  03.01.  【 † 映画 † 】  『モスダイアリー』――無数の蛾と鮮血に彩られたリリー・コールが放つゴシック的な美学   さわりを読む▼
  03.01.  【 † 映画 † 】  イランの辺境に存在する「復讐の神」にまつわる恐るべき伝承――アンドレ・カイヤット『眼には眼を』   さわりを読む▼
  03.01.  【 † 映画 † 】  エリザベス一世時代の宮廷社会――ケイト・ブランシェット主演『エリザベス』   さわりを読む▼
  03.01.  【 † 文芸理論 † 】  文学テクストにおける「視知覚」性の重要性ーー円城塔、八木保におけるテクストのデコレーションについて   さわりを読む▼
  03.01.  【 † 表象文化論 † 】  近代が仕掛けた幾つかの「罠」――岡田温司『アルスとビオス』、バーバラ・マリア・スタフォード『ボディ・クリティシズム』を中心に   さわりを読む▼

◆2014年02月     ◆2014年03月       ◆2014年04月

『モスダイアリー』――無数の蛾と鮮血に彩られたリリー・コールが放つゴシック的な美学 

† 映画 †


 モスダイアリー [DVD](2013/12/13)リリー・コール、サラ・ガドン 他商品詳細を見る いわゆるゴシック映画である。ミステリアスな転入生の少女、曰くありげな学校の地下階段、無数の蛾の幻影、相継ぐ親友たちの謎めいた死……『カーミュラ』や『ドラキュラ』に通底するゴシック文学の色調が本作には採用されているし、事実映画内に登場するヒロイン想いの教師はゴシック文学について教えている。そういうテーマでも読めるし、あるい...全文を読む

イランの辺境に存在する「復讐の神」にまつわる恐るべき伝承――アンドレ・カイヤット『眼には眼を』 

† 映画 †


 (C)oeil pour oeil 1957 人間心理の暗部を描き尽くした恐るべき映画であり、真の隠れた傑作である。本作は1957年公開のフランス、イタリア合作映画であり、アルメニア出身の作家ヴァエ・カッチャの原作の映画化である。 主人公のフランス人医師バルテルは富と地位に恵まれた、多少傲慢なところがあるもののいたって一般的な市民として描かれている。ある日、一人の女性が病院で施術を受けられずに死んでしまう。バルテルは多忙...全文を読む

エリザベス一世時代の宮廷社会――ケイト・ブランシェット主演『エリザベス』 

† 映画 †


 エリザベス [DVD](2012/06/20)ケイト・ブランシェット、ジェフリー・ラッシュ 他商品詳細を見る  『ブーリン家の姉妹』の後に観ると興味深いかもしれない。何故なら、この映画の主人公エリザベス女王(ケイト・ブランシェット)はナタリー・ポートマン演じたアン・ブーリンの娘なのだから。本作を観ていて気付いた点を以下に三つ挙げておこう。 一つ目の見所は無論、誰もが注目したであろうエリザベス女王としての「戴冠式」で...全文を読む

文学テクストにおける「視知覚」性の重要性ーー円城塔、八木保におけるテクストのデコレーションについて 

† 文芸理論 †


  二十一世紀前半である現在、純文学において「テクストの力」とは何なのだろうか? 無論、物語性を持った緻密な構成力や、豊穣なメタファーによるイメージ喚起力なども依然重要な戦略素ではある。だが、我々はここであえて、「テクストの視覚性」の重要性について語っておこう。実は我々は何か本のページを読む時、常にその全体的な「レイアウト」を無意識にであれ意識しつつ読んでいる。漢字の並び、外国語の挿入、引用、数字、...全文を読む

近代が仕掛けた幾つかの「罠」――岡田温司『アルスとビオス』、バーバラ・マリア・スタフォード『ボディ・クリティシズム』を中心に 

† 表象文化論 †


 芸術(アルス)と生政治(ビオス)(2006/04/18)岡田 温司商品詳細を見る このページでは、日本を代表する西洋美術の卓越した研究者である京都大学総合人間学部教授の岡田温司(1954-)の代表作の一つである『アルスとビオス』と、近世ヨーロッパ美術から今日のマルチメディアまで幅広い射程範囲で生物科学を参照軸に研究に取り込むシカゴ大学美術史学科W・B・オグデン殊勲教授のバーバラ・マリア・スタフォード(Barbara Maria Staf...全文を読む

更新履歴カレンダー