【  2014年10月  】 更新履歴 

  10.31.  【 † 展覧会 † 】  現代アートの最前衛を学ぶために――「ヨコハマトリエンナーレ2014」(横浜美術館)の記録   さわりを読む▼
  10.31.  【 † Twitter † 】  10/30のツイートまとめ   さわりを読む▼
  10.30.  【 † Twitter † 】  10/29のツイートまとめ   さわりを読む▼
  10.29.  【 † Twitter † 】  10/28のツイートまとめ   さわりを読む▼
  10.28.  【 † Twitter † 】  10/27のツイートまとめ   さわりを読む▼
  10.27.  【 † 文芸理論 † 】  ソシュールとパースの記号モデルの統合による「バビロンの混乱」の収束――田中久美子『記号と再帰ーー記号論の形式・プログラムの必然』   さわりを読む▼
  10.27.  【 † 文芸理論 † 】  小説の「映画化」にあたって何故問題が起きるのか? ――西村清和『イメージの修辞学』読解   さわりを読む▼
  10.27.  【 † Twitter † 】  10/26のツイートまとめ   さわりを読む▼
  10.26.  【 † Twitter † 】  10/25のツイートまとめ   さわりを読む▼
  10.25.  【 † Twitter † 】  10/24のツイートまとめ   さわりを読む▼
  10.24.  【 † 文学 † 】  『きことわ』――朝吹真理子の砂時計のひっくり返し方   さわりを読む▼
  10.24.  【 † 美術/アート † 】  猥らでエロティックな画家たちに捧げる、秘密の肖像画論   さわりを読む▼
  10.23.  【 † 政治学 † 】  なぜ最下層の人々は政治に参加しないか?/現代アメリカ社会における「貧しさ」の再生産ーーイアン・シャピロ『民主主義理論の現在』のメッセージ   さわりを読む▼
  10.22.  【 † 展覧会 † 】  「聖性」と「優美」による二重奏――《ウフィツィ美術館 黄金のルネサンス ボッティチェリからブロンヅィーノまで》展の記録(東京都美術館)   さわりを読む▼
  10.20.  【 † ファッション † 】  Dior Hommeのシングルレザーブルゾン   さわりを読む▼
  10.18.  【 † 映画 † 】  少女の「魔女化」のためのイニシエーション――カンヌ国際映画祭で話題沸騰のエヴァ・イオネスコ『ヴィオレッタ』の世界   さわりを読む▼
  10.16.  【 † ロココ論 † 】  恋愛論としての、アプレイウス『愛とこころ』(紀元二世紀半頃)の美しさ   さわりを読む▼
  10.15.  【 † 映画 † 】  ロバート・パティンソンが社交界の貴婦人たちを誘惑する美貌の青年ジョルジュ・デュロワを熱演――ギ・ド・モーパッサン原作の映画『ベラミ』   さわりを読む▼
  10.10.  【 † ロココ論 † 】  ロココ時代のプリンセスの衣裳――アントン・ラファエル・メングスの傑作《マリア・ルイサ・デ・ボルボン=パルマ》   さわりを読む▼
  10.07.  【 † 美学 † 】  ミシェル・フーコーの《ラス・メニーナス》(ベラスケス)論について――『言葉と物』一章   さわりを読む▼
  10.05.  【 未分類 】  最新作『アニエールの水浴』(装訂/門倉ユカ)発売しました。どうぞよろしく御願いいたします。   さわりを読む▼
  10.03.  【 † 美術/アート † 】  Lam Qua(林官)の肖像画にみる肉の病症と、フランシス・ベーコン、ジェニー・サヴィルにおける肉のイリュージョニズムーーサンダー・L. ギルマン『病気と表象ーー狂気からエイズに至る病のイメージ 』読解   さわりを読む▼
  10.02.  【 † 映画 † 】  トム・ティクヴァ『パフューム』にみる「香り」の司祭   さわりを読む▼
  10.02.  【 † 美術/アート † 】  これほど淫らなエデンの園はかつて存在したことがないーー作者不詳の《アダムとリリスによる祭壇画》についての分析   さわりを読む▼

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現代アートの最前衛を学ぶために――「ヨコハマトリエンナーレ2014」(横浜美術館)の記録 

† 展覧会 †


 エリック・ボードレールEric BAUDELAIRE出生地 アメリカ生年 1973年事実の記録、被写体の言葉、物語(フィクション)が交差する《THE ANABASIS OF MAY AND FUSAKO SHIGENOBU, MASAO ADACHI AND 27 YEARS WITHOUT IMAGES》(2011)で注目される。本展でアジア初上映される《The Ugly One》では、日本人映画監督足立正生による脚本に敬意を払いながらも、映像はその叙情的な言葉から乖離していく。言葉と映像の関係性が浮き上がる作...全文を読む

10/30のツイートまとめ 

† Twitter †


 tomoichiro0001 「ボルヘス文学の遺産を受け継いだ著者が〈来るべき文学の可能性〉を提示した恐るべき恋愛小説。都市で生きる男と女の偶然の出会いを通して、緩やかに〈存在〉の迷宮が可視化していく……。」鈴村智久の最新作『アニエールの水浴』(装訂/門倉ユカ)http://t.co/D5S3jmiond 10-30 22:37 「小説とは根源的に何なのか、その〈制度〉への懐疑なくして新しい現代文学は誕生しないと感じる全ての読書家への真の応答がこ...全文を読む

10/29のツイートまとめ 

† Twitter †


 tomoichiro0001 (って、この口調のツイートだとまるでおじいさんみたいですね) 10-29 22:50 先ほどまで、彼女と伊豆半島の話をしておりました。この辺りは江ノ島とはまた趣の異なる風情がありそうで惹かれますね。『伊豆の踊子』の舞台だけに、温泉宿も充実しているようです。のんびりと訪れたいものです。 10-29 22:44 「ボルヘス文学の遺産を受け継いだ著者が〈来るべき文学の可能性〉を提示した恐るべき恋愛小説。都市で...全文を読む

10/28のツイートまとめ 

† Twitter †


 tomoichiro0001 「ボルヘス文学の遺産を受け継いだ著者が〈来るべき文学の可能性〉を提示した恐るべき恋愛小説。都市で生きる男と女の偶然の出会いを通して、緩やかに〈存在〉の迷宮が可視化していく……。」鈴村智久の最新作『アニエールの水浴』(装訂/門倉ユカ)http://t.co/D5S3jmiond 10-28 22:37 「小説とは根源的に何なのか、その〈制度〉への懐疑なくして新しい現代文学は誕生しないと感じる全ての読書家への真の応答がこ...全文を読む

10/27のツイートまとめ 

† Twitter †


 tomoichiro0001 「ボルヘス文学の遺産を受け継いだ著者が〈来るべき文学の可能性〉を提示した恐るべき恋愛小説。都市で生きる男と女の偶然の出会いを通して、緩やかに〈存在〉の迷宮が可視化していく……。」鈴村智久の最新作『アニエールの水浴』(装訂/門倉ユカ)http://t.co/D5S3jmiond 10-27 22:37 「小説とは根源的に何なのか、その〈制度〉への懐疑なくして新しい現代文学は誕生しないと感じる全ての読書家への真の応答がこ...全文を読む

ソシュールとパースの記号モデルの統合による「バビロンの混乱」の収束――田中久美子『記号と再帰ーー記号論の形式・プログラムの必然』 

† 文芸理論 †


 記号と再帰: 記号論の形式・プログラムの必然(2010/06/23)田中 久美子商品詳細を見る【汎記号主義】 汎記号主義とは、記号の解釈を記号系の中だけで捉える立場を指す。この概念を提唱した学者の一人はパースであり、彼は以下のように述べている。「思考が全て記号であるという事実を人生は思考の連続であるという事実と共に考える人は記号であるということになる」。(p26)ソシュールもまた、「記号なしで明確な思考はあり得ない...全文を読む

小説の「映画化」にあたって何故問題が起きるのか? ――西村清和『イメージの修辞学』読解 

† 文芸理論 †


 Esquire China January 2013『イメージの修辞学』第二部「小説の映画化」第四章「物語と描写」についてのレジュメ。ヴァージニア・ウルフは小説が映画化されることに対して憤慨を示していた。彼女にとって、文学はエリートのものであり、映画は無教育な大衆のための低俗な娯楽に過ぎなかった。そもそも、narration(物語行為)は以下の二つの要素を持っている。(1) histoire(物語内容) … ストーリー(2) discours、récit...全文を読む

10/26のツイートまとめ 

† Twitter †


 tomoichiro0001 ヴェルフリンによれば、全ての芸術的直観は常に何らかの認識論的「形式」に拘束される。絵画を「観る」とは、ある何らかの「形式」によって「観る」こと、すなわち「制度的な眼」を媒介にすることを意味する。同様に、あらゆる芸術作品は例外なく何らかの「様式」の枠内に帰属される。 10-26 22:45 ブルデューは文化的なlégitimité(正統性)を、「自然的差異として誤認されるに至った社会的差異、無根拠な根拠」...全文を読む

10/25のツイートまとめ 

† Twitter †


 tomoichiro0001 ヴェルフリンによれば、全ての芸術的直観は常に何らかの認識論的「形式」に拘束される。絵画を「観る」とは、ある何らかの「形式」によって「観る」こと、すなわち「制度的な眼」を媒介にすることを意味する。同様に、あらゆる芸術作品は例外なく何らかの「様式」の枠内に帰属される。 10-25 22:45 ブルデューは文化的なlégitimité(正統性)を、「自然的差異として誤認されるに至った社会的差異、無根拠な根拠」...全文を読む

10/24のツイートまとめ 

† Twitter †


 tomoichiro0001 ヴェルフリンによれば、全ての芸術的直観は常に何らかの認識論的「形式」に拘束される。絵画を「観る」とは、ある何らかの「形式」によって「観る」こと、すなわち「制度的な眼」を媒介にすることを意味する。同様に、あらゆる芸術作品は例外なく何らかの「様式」の枠内に帰属される。 10-24 22:45 ブルデューは文化的なlégitimité(正統性)を、「自然的差異として誤認されるに至った社会的差異、無根拠な根拠」...全文を読む

『きことわ』――朝吹真理子の砂時計のひっくり返し方 

† 文学 †


 きことわ(2011/01/26)朝吹 真理子商品詳細を見る 朝吹真理子の芥川賞受賞作『きことわ』を読んだ。受賞当時二十七歳であり、慶応義塾大学で近世歌舞伎を修めている。「永遠子は夢をみる。貴子は夢をみない」――この印象的で謎めいた冒頭から始まる物語は、「瞬間と永遠」という非常に奥深いテーマを持った、どこか懐かしさの漂う作品である。永遠子は十五歳の高校一年生、貴子は八歳である。これが第一の時間の地層で、「現在」か...全文を読む

猥らでエロティックな画家たちに捧げる、秘密の肖像画論 

† 美術/アート †


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なぜ最下層の人々は政治に参加しないか?/現代アメリカ社会における「貧しさ」の再生産ーーイアン・シャピロ『民主主義理論の現在』のメッセージ 

† 政治学 †


 by Andrew Wyeth前回の記事に引き続き、シャピロの『民主主義理論の現在』に取り組む。ここで取り上げるのは、本書の第五章「民主主義と分配」である。シャピロはこの中で、現代アメリカを「先進資本主義的民主主義国家」と規定した上で、同時に「貧困と不平等」の国であると考えている。先に彼の方向性を記しておくと、現状でアメリカが福祉国家化することは不可能であり、そうである以上はあくまでも現行の「競争」型の資本主義...全文を読む

「聖性」と「優美」による二重奏――《ウフィツィ美術館 黄金のルネサンス ボッティチェリからブロンヅィーノまで》展の記録(東京都美術館) 

† 展覧会 †


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Dior Hommeのシングルレザーブルゾン 

† ファッション †


 「俺のお気に入りレザー」ブランド/Dior Homme種類/シングルレザーブルゾン価格/354900円サイズですが、感動的なほどのフィットでした。本当に今の私の体型と完全にシンクロしたサイズで、改めてDiorのタイトさへの情熱を実感しました。着て愕いたのは、「軽さ」です。このレザーブルゾンは、春夏秋くらいに応用できると思います。レザーの着こなしについては、ジャケットを着る代わりにレザーという人もおられるようです。より...全文を読む

少女の「魔女化」のためのイニシエーション――カンヌ国際映画祭で話題沸騰のエヴァ・イオネスコ『ヴィオレッタ』の世界 

† 映画 †


 Isabelle Huppert, Anamaria Vartolomei(C)My Little Princess (2010) あたかも、魔女の母娘のように。この映画に相応しい形容詞を私は休日の朝、静かに探している。渋谷イメージフォーラムには、多くの人がこの映画を観るために集まり、整理券が配られていた。その大部分が女性たちであったのも、やはりこの映画が「プリセンス」と「魔女」という、二つの乙女チックなテーマに貫かれているからだろう。魔女というのは、もちろ...全文を読む

恋愛論としての、アプレイウス『愛とこころ』(紀元二世紀半頃)の美しさ 

† ロココ論 †


 CHAUDET, Antoine-Denis Cupid Presenting a Rose to a Butterfly c. 1802【愛神エロスについて】 ギリシア語で「愛」、「性愛」、「恋」を意味するエロスは古代ギリシアにおいて神格化された神である。ローマでは「欲望」を意味するクピドがこれに相当する。ヘシオドスは『神統記』の中で、エロスは世界の成立の初めに混沌であるカオスが別れて大地ゲーや冥界の底の奈落タルタロスが生じた時に、これらと共に誕生したと伝えてい...全文を読む

ロバート・パティンソンが社交界の貴婦人たちを誘惑する美貌の青年ジョルジュ・デュロワを熱演――ギ・ド・モーパッサン原作の映画『ベラミ』 

† 映画 †


 ベラミ 愛を弄ぶ男 [DVD](2013/08/09)ロバート・パティンソン、ユマ・サーマン 他商品詳細を見る 舞台は1890年代のパリで、主人公は百姓の息子として生まれ、軍隊を除隊後、定職にありつけずに極貧生活を送っている美貌の青年ジョルジュ・デュロワである。演じるのはDiorのCMにも起用され、女性から人気の高いロバート・パティンソンだ。この映画での彼は物静かで繊細な雰囲気だが、性愛に対しては極めて楽観的で、時には女性を利...全文を読む

ロココ時代のプリンセスの衣裳――アントン・ラファエル・メングスの傑作《マリア・ルイサ・デ・ボルボン=パルマ》 

† ロココ論 †


 アントン・ラファエル・メングス《マリア・ルイサ・デ・ボルボン=パルマ》(1765) アントン・ラファエル・メングス(Anton Raphael Mengs, 1728年3月12日 – 1779年6月29日)はスペイン王カルロス3世の宮廷画家であり、新古典主義における先駆者の一人とみなされるが、活動期間はロココ時代に跨がっている。 この絵のマリア・ルイサの瞳の輝きを見つめていると、私が「ロココ」という文化に思い描く甘美さと高貴さ、明朗さ、前...全文を読む

ミシェル・フーコーの《ラス・メニーナス》(ベラスケス)論について――『言葉と物』一章 

† 美学 †


 ディエゴ・ベラスケス《侍女たち》ミシェル・フーコーの『言葉と物』(原著1966)の名高い第一章「侍女たち」を読んだので、その記録を残す。考察の対象となるのは、バロック時代のスペインの画家ディエゴ・ベラスケス(1599-1660)の代表作の一つ《侍女たち(ラス・メニーナス)》である。本章でのフーコーの卓越した視点は、以下のようにまとめることができる。(A) 描かれた画家(ベラスケス)は我々観者を見つめている。見つ...全文を読む

最新作『アニエールの水浴』(装訂/門倉ユカ)発売しました。どうぞよろしく御願いいたします。 

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 アニエールの水浴(2014/08/29)鈴村智久商品詳細を見る「内容紹介」(Amazon)現代文学において「書くことの不可能性」(M・ブランショ)、「言語的な苦境」(ド・マン)の超克が企図される昨今、ボルヘス文学の遺産を受け継いだ著者が「来るべき文学の可能性」を提示した問題作。どこにでもいる大都市の男と女の偶然の出会いを通して、緩やかに〈存在〉の迷宮が可視化していく。多忙な生活を送る若手女性デザイナーが、プールで出...全文を読む

Lam Qua(林官)の肖像画にみる肉の病症と、フランシス・ベーコン、ジェニー・サヴィルにおける肉のイリュージョニズムーーサンダー・L. ギルマン『病気と表象ーー狂気からエイズに至る病のイメージ 』読解 

† 美術/アート †


 19世紀前半における、西洋と東洋の権力関係の図式を浮かび上がらせる画家として注目されるのが、中国の画家Lam Qua(林官/1801-1860)である。彼は元々、マカオにあるフィアロン家の使用人であった。1820年代に、そこでイギリス人画家ジョージ・チナリーを知り、描写に著しい興味を示した彼は、自身も彼から西洋的絵画の技法を教わっていく。林官にとって、洋画は好ましいものであり、敬愛すべきものであった。1830年代になると、...全文を読む

トム・ティクヴァ『パフューム』にみる「香り」の司祭 

† 映画 †


 パフューム スタンダード・エディション [DVD](2007/09/07)ベン・ウィショー.レイチェル・ハード=ウッド.アラン・リックマン.ダスティン・ホフマン商品詳細を見る 香水について非常に造詣の深い素敵な方から教えていただいた、トム・ティクヴァの『パフューム』(2006)を観た。原作はドイツの小説家パトリック・ジェースキンの同名小説である。 本作には私が好きな俳優が出演している。主人公グルヌイユの師匠になるバルディー...全文を読む

これほど淫らなエデンの園はかつて存在したことがないーー作者不詳の《アダムとリリスによる祭壇画》についての分析 

† 美術/アート †


 エデンの園において、アダムとイヴは何をして暮らしていたのであろうか。正統的な解釈からは外れるが、アダムにはリリスという別の女が存在していたとされている。ウィキペディアに詳しい説明があるので、以下に紹介しておきたい。リリスリリス(Lilith)は、本来はメソポタミアにおける女の夜の妖怪で、「夜の魔女」とも言われ、男児を害すると信じられていた。 聖書の『イザヤ書』においてはリリス(לִּי...全文を読む

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