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鈴村智久の研究室

表象文化論、美学の研究者鈴村智久です。哲学・思想ブログランキング総合2位。

09/28のツイートまとめ

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@liscochan そういえば、栗原氏と同じくスラヴ系由来について論じたブルクハルトの吸血鬼論なども、そろそろ邦訳されて良い頃かもしれませんね。国書あたりがこの関連の研究書のシリーズを新たに刊行するのは十分あり得る企画だとは思います。リスコンティさんの書かれた吸血鬼小説はぜひ読んでみたいところ。
09-28 08:19

@liscochan なるほど、それも興味深いですね。セルビアを含め、吸血鬼伝承の本場では逆に身近過ぎてあえて文学化しない傾向にあるそうです。死後も妻との一夜を望むという設定にはどこか哀愁も感じられますね。リスコンティさんの参照書も気になるので、よろしければまた教えて下さい。
09-28 00:09

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09/27のツイートまとめ

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吸血鬼伝承で印象的な要素として、死後に屍体の上をある種の鳥や動物が「通過する」という謎めいた記述がある。これは吸血鬼の語源と関係の深い「鳥に似て非なるもの」と関係するのではないか。最も古い吸血鬼には嘴があったともいう。
09-27 23:59

@liscochan 吸血鬼の起源を調べるとスラヴに行き着くと言われますね。ストーカーもファニュもアイルランド系でしたか。もう少し東欧に近い、例えばロシアのトルストイも出世作は「吸血鬼」。比較的最近の文学化の例では佐藤亜紀の同名作は舞台がポーランドでしたか。山尾悠子の「支那の吸血鬼」も気になります。
09-27 23:50

スラヴ人がキリスト教化する以前の民間伝承に登場する吸血鬼は、むしろ吸血行為よりも食人を好む全身が漆黒の姫君であったりするわけで、その描写はより生々しく不気味である。こうした東欧の民話とそのルーツについての仮説の提示は栗原成郎『スラヴ吸血鬼伝説考』に詳しい。
09-27 23:37

ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』の影響力で吸血鬼の起源はトランシルヴァニアやヴラド公に位置付けられると考えている者は真のゴシック文学愛好者ではない。その原型は南スラヴ人がバルカン半島に移住する以前からギリシアやローマに存在していたのだから、貴族的なイメージは文学的審美化である。
09-27 23:31

09/24のツイートまとめ

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ちなみに石切の由来だが、大阪城建築のために必要な石を切り出した土地に由来するというのは俗説であり、実際には日本書紀に登場するナガスネ彦に由来するという。彼が生駒北部に栄えた豪族を指すとすれば、確かに地理的にも符合する。https://t.co/xOfyC7rIyw
09-24 18:39

https://t.co/owBBXilZDQ
09-24 18:21

https://t.co/DdHh5PA9Fk
09-24 18:17

石切神社 https://t.co/6PyPDuty0u
09-24 18:16

SNS上での交友関係や評価を気にするあまり、いつしか携帯電話なしでは不安で堪らなくなってしまった現代人の肖像。顔にめり込んで容貌の輪郭が脱落することでいっそう隠蔽化されていくのは彼の内面である。 https://t.co/3Go7jxQoCr
09-24 13:18

カフカ的な不条理の本質は、資本主義社会における官僚機構のエロスの専有化に見出されるものであるから、石田徹也のユーモラスなカリカチュアを論じる上で「カフカ的」と表層的に評する見解は、常套的な批評以外の何ものでもない。 https://t.co/PFYJOrbfVg
09-24 13:08

エルンストのコラージュの技法との関連で付記すれば、互いに関連性のないコードから二つ以上の要素を同一平面上に再構成することで、シュルレアリスム的な「詩性」が生まれる。その上で再構成する主体は媒体そのものの物質性に譲渡される。これはデザイン性の高いテクストの次元にも応用される。 https://t.co/TnGYoZwh0q
09-24 12:45

09/19のツイートまとめ

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収録作「聖職者」は19世紀後半のフランスの霊性について知りたい読者には貴重な資料になる。ビンゲンのヒルデガルトやマクデブルクのメヒティルトに類似した女性的な霊的エクスタシスの典型的表現(例えば「救いの乳房」)が見られる。これは12世紀の女性神秘家たちの文学性の再証明にもなる。
09-19 23:03

エドゥアール・デュジャルダンの場合、苦痛を甘美さとして受容する精神が散見される。読みながら25歳の青二才特有の生温いニヒリズムに冗漫さも感じたが、一方で苦悩に自ら向かおうとする精神にはキリスト教的な道徳律の残滓も垣間見た。その点は… https://t.co/n9e96mRHCV
09-19 22:54

09/18のツイートまとめ

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デザイン用資料。私は文学においていかに文字構成の視知覚性が重要であるかを円城塔のテクストから学んだ。 https://t.co/KU6xzuAVhL
09-18 22:27

RT @0anamnesis1: 黄昏時 https://t.co/esxe00Hcae
09-18 22:23

ページ内に存在する青い蝶をタップするとAmazonにジャンプする仕掛けになっています。 https://t.co/FrsIqNo9Pd
09-18 22:14

『終末のメルヘン』の特設ページが公開されました。https://t.co/6xxjRKXi92 https://t.co/STGB5QBs3H
09-18 22:10

HPのトップ画面が更新されました。https://t.co/6xxjRKXi92 https://t.co/SR7R9ZI7NZ
09-18 22:05

09/13のツイートまとめ

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RT @0anamnesis1: 装幀を私が担当したので懐かしい。 https://t.co/mqnmlZmgl3
09-13 23:55

「ページは見つかりませんでした」をテーマにしたSF小説集の特設ページはこちら。ご興味を持たれた方は、ぜひデスクトップ版でもアニメーションをご確認ください。 https://t.co/c6IfWYLfiD https://t.co/LMhuwgWa0C
09-13 15:38

HP内に初の恋愛詩集についての特設ページが公開されました。メニュー画面からもジャンプ可能です。 https://t.co/nx2VDUzOGc https://t.co/uco1koDkjx
09-13 15:32

09/12のツイートまとめ

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スマホ用の新しい手帳型ケースが届いた。留め具がマグネットタイプのものはクレジットカードなどの磁気を狂わせることがあるので、ボタンタイプをセレクト。 https://t.co/yuMds49VVY
09-12 19:56

09/10のツイートまとめ

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以前、指先のシルエットに一目惚れして落掌したこの小さなアンティークだが、今読んでいるエルンスト論の《最初の明晰な言葉にかけて》(1923)との意外な繋がりを見出した。絵の方は中指が上だという違いはあるが、どちらも「X」を示している。 https://t.co/87ieaKiLrS
09-10 16:57

09/09のツイートまとめ

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ラクラウのヘゲモニー概念との関連でより今の日本にとって重要なのは、身近な脅威である北朝鮮のヘゲモニー政党制であり、その軍事的威嚇に対する日米韓の安全保障論の再構成だろう。北があれほど「ならず者」を演じられる背景には露中の水面下の後楯もある。
09-09 09:37

丸山の表現を借りれば、民主主義は永遠の「する論理」であって「である論理」ではない。規制秩序への監視とダイナミックな異議申し立てとして作動することにその理念が見出されるのであるから、この点をデリダ、ラクラウ、ラカンの諸概念を通じて再構成しても既視感に伴う冗長さは克服できない。
09-09 09:27

メイヤスーに代わってヘグルンドを必死に担ぎ上げようとしている主流デリダ派には申し訳ないが、彼の民主主義論における「充溢の欠如」(ラカン)の概念は、既に丸山や福田が冷戦構造の分析を通して素描していたものであり、民主主義論の系譜として特に斬新なものではない。
09-09 09:17

09/08のツイートまとめ

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RT @waschmaschine: ↓ この方、戦後にハイデガーはニーチェ講義の多くの部分を書き換え、あたかも戦時中からナチスに批判的だったかのようにしたという仮説のもとに研究を進めているとのこと。ハイデガーにはそうしたテクストクリティーク上の問題がまだあるんだな。
09-08 12:48

RT @eksistenz: „Heidegger und die Postmoderne“ https://t.co/zDPiT8Ukkb
09-08 12:48

HPのスクロール部分に紹介文が表示されるようになりました。ドメインはもう少し短めに縮小されました。https://t.co/6xxjRLeTxC https://t.co/K08YCIwVzP
09-08 08:41

09/07のツイートまとめ

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こちらがスマホ版。デスクトップ版の場合、GoogleChromeだと動作がスムーズです。次作についての近況報告もスクリーンパネルで確認できます。今後もどうぞよろしくお願いします。 https://t.co/0cHdxbKIMl
09-07 00:41

【お知らせ】新しいHPができたので、今後はこちらへシフトします。スマホ版とデスクトップ版の両方があるので、よろしければチェックしてみて下さい。 https://t.co/evHtVjGrjt
09-07 00:35

09/06のツイートまとめ

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RT @0anamnesis1: 気になりながらも素通りだった京都出身 生田耕作氏の『黒い文学館』と『愛書狂』を読みましょか https://t.co/2QyPiwq2L0
09-06 07:10

09/05のツイートまとめ

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敵国内の民間人は厳密に言えば「公敵の一部」であり、敵対する国家内の一要素であるから、それらに対する攻撃は敵の政治中枢に対する軍事的威嚇としては「効果的である」と、クラウゼヴィッツを愛読したシュミットならば考えただろう。デリダのDNAを受け継ぐ場合、無批判な相続は容認できない。
09-05 20:25

ヘグルンドの『政治神学』への理解の仕方に触れていると、本当にシュミットの時代のドイツが置かれた政治状況を理解しているのか疑問が過る。ヘグルンドはシュミットの決断主義の危うさを析出するために、敵国内の民間人まで公敵と言えるのか、と問うているが、この発想自体はセンチメンタルで無意味。
09-05 20:22

親戚から譲り受けた古い館で発見した「後ろ向きの肖像画」が少しずつ動いているような気がして警戒していると、ある夜、絵の中の紳士が正面向きになっていた。しかもその顔は自分自身だった——いまここまで読んだ『過去の感覚』だが、描写力や展開… https://t.co/G94OkCCsqt
09-05 18:52

興味深いのは、この曲の制作年が松浦寿輝が『平面論』で位置付ける近代の開始地点(1880〜)に重なる点。要するに、「映画の世紀」が始まる黎明期にシュトラウスも位置するという事実。
09-05 18:31

シュトラウスと同時代を生きたショパンやワーグナーによれば、彼の音楽は世俗的すぎて高貴さが足りない。だがそれゆえに収益は抜群である。《皇帝円舞曲》は実際、ディズニー音楽に似た掴みやすさがある。
09-05 18:30

RT @gonoi: 知識人も含め、多くの人々が事実か否かや客観的評価を、好き嫌いで人や物事を判断しすぎだ。悪い傾向だと思う。あなたが嫌いな人だからといって、必ずしも間違っているわけではない。あなたが好きな人だからといって、必ずしも正しいわけではない。そこは感情に流されず、冷静…
09-05 12:43

RT @gonoi: 今回の核実験報道といい、NHKは外交・安全保障分野での誤報が目立って増えてきた。安倍総理の真珠湾訪問も歴代総理で「初めて」とか、そういうタイプの誤報。 https://t.co/krOtLkonuY
09-05 12:42

09/04のツイートまとめ

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気がつけばヴィスコンティbotにも180人の心強い仲間(やはり女性率が高い)ができたようだ。登録ツイートはまた随時増やす予定。
09-04 23:35

RT @Situations01: 「審美的渇望を抱く芸術家と実人生の間、また、はっきりと歴史の上に立っている芸術家の存在とブルジョワ的な史的状況に身を置いていることの間に横たわる矛盾――このようなテーマに私はいつも惹き付けられましてね」ルキノ・ヴィスコンティ
09-04 23:31

ガバナンスの意味をより広く取るなら、地方自治の問題だけでなく自己の統治性、国家の統治性——語源的な意味での「舵取り」の問題に繋がってくる。ガバナンスの貧しい国家、人は自ずと解体され、淘汰されていく。
09-04 23:26

そんなことより、ここ最近の北朝鮮情勢の方がよほど文字数を割いて考察すべき問題だろう。シュミット・ルネサンスの意義を改めて再考せざるを得ない状況下になりつつある。つまり、国家主権の問い直しである。
09-04 23:21

自己言及を繰り返す人間は本質的に内向型なので、他人がそれとなく示唆してもいずれ狭い貝殻へと隠棲していく。ツイートを見て自己言及性の強過ぎる人間には注意が必要だ。このタイプは結局、テクストに触れても自分の中に既にあるものしか発見できない。本当の意味での生成変化は起こりえない。
09-04 23:11

生活能力のある作家志望者ならまだいい。最も忌まわしいのは経済的に親にパラサイトしながら独善的な使命感に燃えているようなタイプで、一番最初に付き合った彼女がまさにこのタイプだった。吐き気がする。虫唾が走る。今、どの雑誌で彼女の作品が読めるのだろうか? やりたい者は続ければいい。
09-04 22:24

これまで作家志望者と称する輩から一方的にフォローされたりオフ会に誘われたりしても一切無視してきたのは、この世でおそらく最も近寄るべきではないタイプが彼らに多いから。
09-04 22:18

@junichi_abe 本当に自分が手放しで褒められる側になってから書かれましたか? 才能がある人でデビューしていなければ社会的マイノリティになるのですか? だとすれば貴方もそうではありませんか。いずれにしても、私のテクストにつ… https://t.co/qZNSISZINw
09-04 22:06

@junichi_abe 文学賞への認識が私と貴方では違うのかもしれません。もし、貴方が『新潮』や『群像』などでデビューされたい場合、私の方向性から得られるものは何もないでしょう。私は作家や評論家など、夜の街頭の安っぽい客引きと同等か、それ以下の人種だと確信しているので。
09-04 21:53

@junichi_abe その場合、あらかじめいかなる点でのマイノリティなのかを具体的に言及すべきだったと思います。「才能」というのは、筆一本で収入を得られるという意味でしょうか?それとも、単発的にとりあえず何かの文学賞に応募して… https://t.co/uAcv21WwKz
09-04 21:48

09/03のツイートまとめ

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RT @0anamnesis1: たまたま出会えた瓢箪山稲荷神社。稲穂を咥えたお狐様が神々しかった。瓢箪山稲荷神社のある界隈は「山畑古墳群」と呼ばれる古墳の群集するエリアらしい。 https://t.co/nsc72Nxyqe
09-03 22:05

ここに旧生駒トンネルで1913年に起きた落盤事故についての東大阪市による公式記録がある。およそ100年前と比較的新しいが、この事故に尾ひれがついて形成されたのが、今でも伝わる旧生駒トンネル怪奇現象の数々。ちなみに、私たちはここを訪… https://t.co/v5iEgX6CnF
09-03 19:44

明治時代の新一円銀貨のアンティーク感が素晴らしすぎて、この時代にタイムスリップしたくなった。 https://t.co/dM44sPv7Ex
09-03 19:39

今でこそ生駒山の暗峠は心霊スポットになっているが、ここの南側には神感寺という寺が存在したようだ。そもそも、暗(くらがり)の名の由来が「馬の(鞍)が急斜面で転(がり)そうになる」ことに発するとしたら、心霊スポット化したのは「暗」に… https://t.co/55zUGVsfVJ
09-03 19:31

呪術的な装飾品は見ていて本当に飽きない。勾玉も材料は土でできている。 https://t.co/Xy6p6U4nFE
09-03 19:25

日下遺跡で発見された2500年前の男性人骨。 https://t.co/nItqUhxUAk
09-03 19:20

館内は写真撮影可能。呪符や人形など、興味深い遺物が多く展示されていた。市内に遺跡が多いことにも驚いた。 https://t.co/2g1MexsqHp
09-03 19:16

生駒山まで続く坂道を登っている途中、東大阪市郷土博物館を発見したので、早速入館。私たちが暮らしている地域の歴史が、縄文時代からの考古学資料を通して理解できるように構成されていた。館内のこのマイナーな雰囲気は、なんとなく諸星大二… https://t.co/Fi6uBE43c2
09-03 19:10

最近、こういう隙間から見える光景に惹かれる。先日のマグナム展の影響だろうか。 https://t.co/vhiMWNFoP4
09-03 19:04

猫が数匹放し飼いされていた。数多くある鳥居の一つ一つの御前で、一礼して祈っている熱心な女性もいた。歴史のある神社について知ると、その街の趣が深まる。 https://t.co/krgfsSJ7Vw
09-03 19:02

09/02のツイートまとめ

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ルフォール『民主主義の発明』、森政稔『変貌する民主主義』、『迷走する民主主義』のレジュメ作業を終える。
09-02 15:35

どこかを訪れた記念として安易に映像化することで失われる文字について考えさせられる。写真や映像は確かに実在をより多く包摂する。ジェイムズの記録は、一つの街が三、四枚の視覚的印象についての「註釈」に制限される形式になっている。それは写真的でありながら決定的に写真とは異質である。
09-02 11:57

旅先で心象をメモすることと、一切のメモを取らず、時間をおいて想起することの差異。私が惹かれるのは後者である。そこには事実構成の逸脱や脱線、時には無意識的な修正さえ介在する——だがそれゆえに書き手の個性がセピア的な情景と癒合して発現する。いかに何もせず、ぶらぶらと歩くか。
09-02 11:54

ジェイムズのフランス旅行記を紐解いていると、アルルやニームといった十代の私が周遊したことのあるプロヴァンス地方の具体的な建造物や宿屋の印象、街の印象的な女性たちについて、丹念に言語化されていることがわかる。読み返せば自ずと記憶が蘇生するように、壁の亀裂や風具合にまで注意を払って。
09-02 11:36

09/01のツイートまとめ

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恋愛を主題にする場合、千年間もの長きにわたって待ち続けた想い人にようやく対面したその「瞬間」の悦びを、揮発させることなく同一の調の中で縮約的に展開させる必要がある。散文はこれを間延びさせるため恋愛に向かない。愛の告白の最高形式はワルツか詩歌である。
09-01 23:45

シュトラウスの魅力は恋愛がいかに人生において優美な感覚を与えるか、その華やぐ光の側面「のみ」を結晶化している点にこそある。苦味や不安は一切描かれない。ただ微笑みと情事の約束とキスの洪水のみがある。そして、音楽的優美さはこの美的範疇の「局限化」と密接な関係を持っている。
09-01 23:33

ヨハン・シュトラウス2世の《皇帝円舞曲(カイザー・ワルツ)》は、美的範疇論でいう「優美」の中核にある心性は実質的に「好色さ」であることを証明した数知れない音楽の一つではないか。ここには舞踏会で舞い狂う貴婦人たちの腰の運動、それを見守る男たちの視線の波立ち以外の何ものも存在しない。
09-01 23:27

RT @0anamnesis1: Frank Eugene《Minuet》,《Brigitta》 https://t.co/Wkmhs10qvY
09-01 23:07