† Twitter †

04/02のツイートまとめ

afterfinitude01

ミリーが最後に、「愛が裏切られた」と解するのではなく、これからも生きていく相思相愛の者たちへの遺言として、貶めた相手を「愛する」と言ったということ、この言葉には天上的な慈しみを感じる。そして、ここにはある種の非人間的なまでのenfance(幼年期)の力が働いているのではないか。
04-02 20:56

ソフトリー版のミリーの最後の姿。舞台は『アスパンの恋文』と同じくヴェニス。おそらく、『鳩の翼』はロマンスとは何なのかを考える上で最も重要な作品の一つ。原作ではミリーはブロンヅィーノの《ルクレツィア》に瓜二つの美貌の持ち主とあった。 https://t.co/ASU3zYxkmh
04-02 20:49

ミリー・シールには実はミニー・テンプルという実在のモデル(ジェイムズの従姉妹)がいた。ジェイムズに何度も求婚していたミニーが最後に自殺したことに衝撃を受け、いわば鎮魂のためにミニーをミリーとして究極のロマンスのヒロインに蘇生させたのではないだろうか。
04-02 20:44

ジェイムズはこの場面のミリーについて、「王族のような気品があった」と書いて会話文をあえて省略してるんだけれど、イアン・ソフトリーの映画版ではデンシャーに「愛してるのよ、あなたたち二人を」という会話を補完していた。デンシャーはこれに魂を揺さぶられて、遺産を辞退することになる。
04-02 20:38

ケイトからすれば、ミリーはもうすぐ死ぬのでデンシャーを彼女の夫にすることで遺産相続を彼に担がせ、死んだ後に自分と再婚すればいいという計画だった。この物語の圧倒的なところは、ミリーが死の直前に二人の関係に気付いているにも関わらず、自分を騙していたことも含めて彼らを愛する場面。
04-02 20:34

自分の死期が近いことを忘れようとする。実はデンシャーにはケイトという美しくはあるが目的の為なら手段を選ばない許嫁がいて、ミリーはこの二人の関係を知らない。三人は仲の良い友達のようにヴェニスを周遊するんだけれど、やがてケイトがミリーの遺産目当てに、あえてミリーと結婚することを提案。
04-02 20:29

最近『鳩の翼』のミリー・シールの死に衝撃を受けて、昨夜もジェイムズを読み返していた。彼女は天文学的なほどの遺産を持つアメリカ大富豪の娘で弱冠二十歳、容姿端麗で明るい性格なんだけれど、重大な不治の病を患っている。彼女はデンシャーという洗練された若いジャーナリストを愛するようになって
04-02 20:25

関連記事
スポンサーサイト
*Edit TB(0) | CO(0)



~ Comment ~















管理者にだけ表示を許可する

~ Trackback ~


Back      Next