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鈴村智久の研究室

表象文化論、美学の研究者鈴村智久です。哲学・思想ブログランキング総合2位。

09/14のツイートまとめ

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フローベールやゾラを含め他の作家評では芸術的観点からの批判も認められるが、バルザックに関してはほぼ称賛以外の文意は存在しない。審美的な意識が並外れて高く、同時代の文学にも厳格だったジェイムズが「すべての道は結局、彼のもとに戻ってきます」とまで述べるのはやはり驚くべき事実だ。
09-14 12:05

ジェイムズの「自伝」である『少年と他の人々』25章によれば、彼がバルザックの本に挿絵付きで出会ったのは13歳のパリ滞在時だったそうだ——「彼の文体を窮屈だと思いながらも、カヴァルニの二枚の挿絵がいくぶん興趣を添えて」。
09-14 11:55

ジェイムズ「バルザックの教訓」(1905)読了。彼が考える最高の小説の比類なき実例がバルザック。強烈なまでに登場人物に憑依し、想像的な世界の中を生きるためにバルザックは「細部の現実感」を徹底化した。ストレザーの「生き損ねた」感覚には、バルザックとの比較があったのかもしれない。
09-14 11:50

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