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03/12のツイートまとめ

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同時代の反ベーメ派の代表格はルター派牧師グレゴリウス・リヒターで、ベーメが故郷を追われたのも彼の手配によるところが大きいという。本書の教会論は実質的にリヒターを想定した聖職者がふるう宗教的暴力への批判でもあり、内村鑑三の無教会主義に通底する側面もあると思う。
03-12 13:32

ベーメが興味深い理由の一つは、14歳で靴屋で修行を始め、10年後に靴匠となった聖職や神学界とは無縁な履歴。元々自分のためだけに書いた『アウローラ』を知人の貴族が紹介したことで名を知られるようになる。そしてこの草稿成立の発端となった出来事が長男ヤコブ誕生の際に見た稀有な陽光の反射。
03-12 13:27

ユダがイエスを裏切った瞬間に働いた神的な原理と、エヴァの前に蛇が現前した時点での原理は同一であり、この遥かな時間を隔てた二つの瞬間を、神と人との和解、協調、絆の再集合——つまり後期デリダのいうreligioの具体化として捉えることができる。
03-12 13:19

神は苦悩(miseria)を御与えになることを好む——それも後に聖なる愛(caritas)へと反転する苦悩を、と言えるのではないか。蛇とイスカリオテのユダなくして、アダムの原罪もキリストの贖罪も生起し得ない。つまり神は逆説的にも土塊の尊さを受苦と共に愛される。
03-12 13:12

アダムの原罪/キリストの贖罪という図式を採用しつつ、キリストがアダムと同じく地上的な肉体を持つ存在として現れたことに神の深い慈愛を見出している。おそらくキリストを世に御与えになる時点で神が最初に想定したのは、アダムとエヴァを追放せざるを得なかった時の彼らの孤独な背中だろう。
03-12 13:06

ベーメの原罪論によると、アダムは本来キリスト的な存在(実験的な天使)として創造されたが、同じく土塊を這う者として創造された蛇と等根源的な素材を持っていた。これが善悪の知識の樹に具現化される以前から、既にアダムは「自由意思」に覚醒する性質を持っていた。土壌において全てが接続する。
03-12 12:57

ヤコブ・ベーメ『キリストへの道』第四巻「新しい再生について」(1623以前)読了。原罪論、信仰論、教会論など様々な読みが可能だが、改めて得た大きな気付きの一つは、アダムと善悪の知識の樹が同じ素材(土塊)から創出されたとベーメがみなしている点。楽園の土壌性、あるいは潜在性。
03-12 12:49

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