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動物 参考資料


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『闇の歴史』
『悪魔の起源』
『教会の怪物たち』
『黙示録』
『秘密の動物誌』
『悪魔の文化誌』
『両性具有』
アガンベン『瀆神』
エルンスト『百頭女』


【参考文献ペイゲルス『悪魔の起源』】

○devilと翻訳されるギリシア語のdiabolosは「通り道に対して何かを投げる者」の意味。『民数記』では「サタン」は「妨げる者」の意味。反面的な神の使者として派遣されるサタンは、この書で以下のように記述される。

○なぜ、この驢馬を三度も打ったのか。見よ、あなたは私に向かって道を進み、危険だったから、私は妨げる者として出てきたのだ。この驢馬は私を見たから、三度私を避けたのだ。驢馬が私を避けていなかったなら、きっと今は、驢馬を生かしておいても、あなたを殺していたであろう。(『民数記』22.31~33)

ああ、お前は天から落ちた、明けの明星、曙の子よ。お前は地に投げ落とされた、もろもろの国を倒した者よ。かつて、お前は心に思った。「私は天に上り、王座を神の星よりも高く据え、神々の集う北の果ての山に座し、雲の頂に登って、いと高き者のようになろう」と。しかし、お前は陰府に落とされた、墓穴の底に。(『イザヤ書』14.12~15)

 エッセネ派の聖典『光の子と闇の子の戦いの巻物』19章10-12節は以下。

光の司よ、御身は我らを助けるために来た、だがサタン、天使アステマよ、汝は地獄のために創られた。彼は暗闇にて支配し、その目的は悪と罪を齎すことである。

【岡田『黙示録』】

○わたしたちは終末と危機に餓えている。(フランク・カーモードの言葉)

○子供たちよ、終わりの時が来ています。反キリストが来ると、あなたがたがかねて聞いていたとおり、今や多くの反キリストが現れています。これによって、終わりの時が来ていると分かります。(『ヨハネの手紙一』2.18)

かの審きにおいて、あるいは、かの審きとの関連において、わたしはこれらのことが起こるであろうことを学んだのである。…反キリストが迫害するであろうこと、キリストによる審きがあるであろうこと、死者が復活するであろうこと、善き者と悪しき者とは分離されるであろうこと、世界は火によって滅ぼされ、再興されるであろうこと、である。(アウグスティヌス『神の国』20巻30章)

○罪よ、残酷な獣よ。この獣が、三重の口で人間の系譜のすべての気高く貴重な新芽を貪り食うのを私たちは見た……。(5世紀のラヴェンナの司教ペトルス・クリソログスの説教)

モンティエ=アン=デールの修道院長アゾ(992没)の『アンチキリストの誕生と時代についての論考』。

【『教会の怪物たち』】

6~7世紀のセビーリャのイシドールスの『語源』では、monster(怪物)はラテン語のmonstrumから派生している。monstrumに対応するのがmonstrare(明らかにする、示す)。つまり、monstrumとは、合理性の彼岸にある極みを予兆し、demonstrare(指し示す)もの、我々人間には見えない次元を指し示すものである。この点で、怪物とは「聖なるもの」を表現している。これが「怪物」の本書での定義付けとして重要。

○また、イシドールスは同書で「驚異的な物や人間の分類」について言及しており、その中には、「前兆として生まれるものには、人間の身体と様々な動物の身体が組み合わさったようなものや、人間から生まれた蛇などがあるが、彼らは警告としての用を果たすとすぐに死んでしまう」、あるいは「ミノタウロスのように身体の一部が別の動物であるもの、あるいは全身が別の種に変化しているもの」、そして「アンドロギュノスやヘルマフロディトスのように異なる性を同時に有するもの」という趣旨のものがある。(引用は研究者)イシドールスにとって怪物はportentis(驚異的なもの)であり、ネガティブな存在ではなかった。

ホーヘンブルグ尼僧院長ランスベルグのヘラートによる『ホルトゥス・デリキアールム(逸楽の園)』の12世紀の挿絵には、神が創造した動物の中に怪物も混じっているが、彼らも祝福された存在として描かれていた。創世記にも原罪以前は、「すべて命あるもの」は「青草を食んでいた」とある。ベアトゥスの黙示録注解書などの挿絵には、ノアの方舟の中にグリフォンやドラゴンも混じっている。

サンスクリット語で「子羊」avi 、「鳥」はvi
ラテン語ではovicula 、avicula
イタリア語ではagnelletto 、augelletto
このようにインド・ヨーロッパ語族でこの二つの動物の言葉は似ている。





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