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03/03のツイートまとめ

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ダン・ザハヴィ「現象学と認知科学」(前掲書収録)でもこの課題は「超越論的現象学の自然化」として肯定的に受容されており、熊野純彦「現象学とその外部」(『現代思想』2010.5「現象学の最前線」)ではフッサール自身が既に哲学の外部から思考の文法を移植していた点にまで言及している。
03-03 10:33

ハーマン『四方対象』の様々なレビューには彼のハイデガーやフッサールに対する「誤読」を指摘する向きもあるようだが、元々メルロ=ポンティは『行動の構造』最終節においてリシールらに通じる「主客を超える次元を探し求めること」による現象学そのものの「変容」を期待していた。
03-03 10:28

前掲書収録のマルク・リシール「現象学の鋳直し」はまさにハーマンの理論と現象学が陸続きになっている点を示唆する。ここでも事象そのもの(Sache Selbst)がいかに知覚的空想(perzeptive Phantasie)に基礎付けられているかが繰り返され、現象学の内部でその閉域化の打破が模索されていた。
03-03 10:22

ハーマンが『四方対象』で再評価するトヴァルドフスキが現象学の系譜の中でいかに特異な地歩を持つかはアルカディウス・フルヅィムスキ「現象学的な意味の理論」(『現代思想』2009.12.特集「フッサール」)でも垣間見える。マイノングと違って彼は空想的なものの「存在論的独立性」を強調している。
03-03 10:10

代替因果の基本形は飯森元章「断絶の形而上学」における魅惑(allure)にフォーカスした読解にも上手く整理されている。そして『四方対象』で前景化しないこの魅惑こそOOOの美学的本質を知る上で決定的に重要だろう。この問題については既に『現代思想』上で星野太による先駆的な論稿があった。
03-03 10:03

周知のようにOOOにおける対象(object)のラテン語objectumはギリシア語antikeimenonの訳語だが、これは「subject(主観)の前に投げ出されたもの」を意味しており、西周が1874年に「客観」と訳して以来一般的にも使用されている。ハーマンはこの主客の二項関係を代替因果によって第三項へと包摂する。
03-03 09:53

グレアム・ハーマン『四方対象』読了。ハーマン自身が初期SRの論者といかに自己を差異化しているか、そして現象学の系譜の中でもフッサール、ハイデガー以上にトヴァルドフスキのような対象に潜在性まで包含した現象学的な対象論(Gegenstandstheorie)にいかに共鳴しているかが判然となった。
03-03 09:45

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