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03/04のツイートまとめ

afterfinitude01

多和田葉子の詩よりもむしろ散文の方にこそ詩的なものを感じるという彼の視点は、あれほど修辞の技巧を極めたグラックがなぜほとんど詩を書かなかったか、という謎を解く鍵になるかもしれない。自身の散文の様式に対する抵抗をやはり模索していたのではないか。詩的言語を散種し続けることによって。
03-04 22:41

詩のスタイルの問題を岡﨑乾二郎のいう「抵抗としてのメディウム」から捉える考え方も、小説では円城塔が小説外の形式を有機的に吸収している方法論に修辞的な次元とは異なる形式的な詩性を感じたりする点と共通するものがあるだろう。人は様式を持つことで初めてそこからの抵抗の方法を見出すに至る。
03-04 22:34

これまで星野太への関心は主として論稿中心だったが、この対談では野村喜和夫、天沢退二郎、守中高明、松浦寿輝から多和田葉子、そしてミシェル・ドゥギーまで彼の文学への高い関心が垣間見えて新鮮な印象を抱いた。現代の論壇では修辞性を抑えたプレーンな文体が主流だという意見にも共感する。
03-04 22:23

RT @nosnino: 最新号の『現代詩手帖』で詩人の佐藤雄一さんと対談をしました。「超越性、文体、メディウム」というタイトルで、今月号の特集「詩と哲学――新たなヴィジョンへ」の冒頭に掲載されています(10-23頁)。 https://t.co/8uAh8aVHDo
03-04 22:17

星野太×佐藤雄一の対談「超越性、文体、メディウム」(『現代詩手帖』2018.3)読了。これから詩あるいは散文を書きたいと感じている人に書き始める勇気を与えてくれる魅力的な対談。著者同士が真剣に、かつ時にユーモラスに語り合える関係というのは読んでいて非常に心地良い。
03-04 22:16

モートンの前掲論文はOOOの影響を受けたハイパーオブジェクト(ビョークのHyperballadにインスパイアされたらしいが)の概念を知る上で重要だが、思考が思考不可能性に至った時に人はハイパーオブジェクトの形態にそれを見出し規定しようとする、という主張には目を醒まされる思いがした。
03-04 10:04

カントが『純粋理性批判』で「実在における亀裂」(物自体)に気付いた年代に初期人新世を位置付けるモートンの視座は、メイヤスーの相関主義批判、ハーマンのアクセスの哲学批判と並行して非常に興味深い。対象の退隠を亡霊性(spectrality)と表現するセンスなど怪奇実在論への親和性も垣間見える。
03-04 09:56

ティモシー・モートン「この美しいバイオスフィアは私のものではない」(『現代思想』2017.12特集「人新世」)読了。チャクラバルティも1945年以降、人新世の大加速期(The Great Acceleration)が起きているというマクニールらの意見を支持していたが、著者は1790年頃のカントにその開始を見出す。
03-04 09:49

チャクラバルティが言うthe planetaryを知る上で本論後半で展開されるジジェクへの批判的応答は重要。温暖化は資本主義的な技術文明の進展が決定的に影響しているとする立場はジジェク『終焉の時代に生きる』にも見られるが、著者は地球スパンの気候変動という非人間的な大きな流れの存在を強調する。
03-04 09:37

ディペシュ・チャクラバルティ「気候と資本」(『思想』2018.3)読了。人新世を知る上での重要論稿。著者はサバルタンスタディーズに属するベンガル出身の歴史研究者。気候変動の問題において地球規模/惑星規模(global/planetary)を含めた複数性の危機管理(多元的タイムテーブル)の必要性を説く。
03-04 09:31

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