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04/05のツイートまとめ

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『官僚×東京大学法律研究会』のような学生による野心的なガイドブックでは官僚制の保守性を「前例主義」、「文書主義」の観点から批判的に論じていたが、これはラトゥールの行政論『法が作られているとき』で管理文書のマテリアルな量塊性を強調する観点に類似して一面的な解釈だろう。
04-05 22:31

ランシエールが政治界の権力関係を分析する視座として導入したパラ・ポリティーク(その始祖はアリストテレス)の観点からも、政治と行政が交差する場である官僚制の研究は非常に重要な問題だろう。実際、官僚制の質が高いほど政治的腐敗は抑制されイノベーションは促進されるという研究もある。
04-05 22:23

本書と併読しつつ読了した中野雅至『キャリア官僚の仕事力』には界内で委任は驚くほど行われていない(自律性は低い=非分立的)という見解が経験論的に述懐されていた。ただし、責任を回避する口実を作るためにあえて部下をその場に同席させるなど具体的なマキャヴェリズムは仔細に語られている。
04-05 22:18

政官関係を読み解く上でのテクニカルタームは政治家がどれくらい官僚に権限委譲するか、つまり委任(delegation)の概念。政治界は保身を前提にしたゲームの空間であるから、政治的不確定性ないし政権交代のリスクが高いほど官への委任が起きやすくなる。これは無論、政治家の責任回避のため。
04-05 22:10

ちなみに本論では全省庁で最も志願率の高い財務省などの具体的な省庁分析ではなく、あくまで官僚制(非公選の公務員集団及びその組織)という括りのもとで政治家との権力バランスの問題に重点が置かれている。現代官僚制はヴェーバー的な近代合理主義を体現する組織形態とは質的に異なる点も重要。
04-05 22:02

曽我謙悟「官僚制の政治学」(『現代日本の官僚制』二章)読了。政官関係を理論的に把握する上での基本文献の一冊。世間的に保守的なイメージを与えられる官僚制を機能面から肯定的に分析する好著。往々にして見られる元官僚による内部告発的なバイアスのかかった一般書とは一線を画している。
04-05 21:57

@r_ei_na_de_017 れいなさんにDLまでしていただけて本当に書いて良かったです。とても熱心に語学を勉強されておられるので、私もれいなさんを見習いたいなと感じております。どうかこれからも頑張ってください。
04-05 06:44

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