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04/14のツイートまとめ

afterfinitude01

21世紀でも魔女が魅力的存在として消費される最大の根拠として、ヴィーデマンが「超越と内在の区別を拒否する」(p98)点を特筆している点は興味深い。魔女は外部において超越(神)を設定せず、個人的に内在化可能であるという前提に立つ。そこが魔女が永遠にラディカルな存在である理由だろう。
04-14 23:11

ヴィーデマンの規定する現代の大衆的魔女論は、①魔女は実体として実在する②民間医療の先駆者③前キリスト教的儀式の体現者④父権的キリスト教会による受難者⑤女性性と自然の親和性の五つの観点のいずれかに立脚するが、その原型としてバッハオーフェン、ミシュレ、グリムが挙げられていた。
04-14 22:54

前掲論稿で特に啓発的なのは、未だに「魔女への同一化」が「反キリスト教的反ユダヤ主義」として認知されている現状への透徹した批判。魔女は本来、ゲルマン・ケルト的伝統の保護者であったので、異端的存在として消費すること自体が魔女狩り時代のキリスト教的道徳律への後退に他ならない。
04-14 22:44

フェーリックス・ヴィーデマン「近代における魔女神話 ロマン主義からフェミニズムまで」(『思想』2018.01特集「魔女研究の新潮流」)読了。現代の大衆的魔女論の源流を19世紀ロマン主義との関係から分析した重要論稿。今世紀になっても文化として魔女が消費される要因にまで深く言及している。
04-14 22:37

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