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11/27のツイートまとめ

afterfinitude01

換言すれば、「解く」ことも可能だからこそ人は強固に何かに「結ばれる」のかもしれない。ここでベルナルドゥスの『恩寵と自由意思について』のテーマが現代に鳴り響く鐘のように前景化してくる。
11-27 22:57

『悔悟者』では、一度形成した家族との結び目を主人公が自由に解く。繋がりを解除する。切断する。切断の後には、必ず何らかの新しい「結び目」が生じる。この心理的過程が、アメリカからイスラエルへの空間的移動として精緻に描き出される。だからこの物語の真のタイトルは『出発』でもある。
11-27 22:42

同じユダヤ人でも、アルジェリア出身のデリダは『信と知』のreligioの語源学的な解釈において、宗教とは「結び合わせる」ものであると同時に、自由に「引き離す」ことも可能なものとして、いわば「リボンの結び目」(髪結い)のようなものとして位置付けていた。シンガーのテーマはまさにこれだ。
11-27 22:37

『悔悟者』には、ニューヨークもテルアビブも世俗の毒で満ち溢れている点で何も変わらないとある。どこに行っても、内面がユダヤ性と深く結合していなければすぐに綻んでしまう。「文学ほど私を苦しめたものはない」という言葉は、おそらくシンガー自身の最も大胆な告白でもあっただろう。
11-27 22:33

シンガーとル・フォールは、おそらく私が「文体」というものにあまり関心を寄せなくなったからこそ出会えた作家なのだろう。むしろ信仰を持ちながら書く行為を通してその道を模索している人にこそ、強い魅力を感じ始めたのだろう。これは二十世紀を生き抜いたこの二人の共通点だと思う。
11-27 22:27

私は十代後半から二十代前半まではボルヘスに、後半はジェイムズに影響を受けてきた。特にジェイムズの『使者たち』のあの三人称視点人物をベースにした意識の流れの文体は私の中で最重要のスタイルだった。そして今年、三十二歳になってそろそろ新しい作家と長く付き合いたいと思っていた。
11-27 22:20

シンガーについて、『ショーシャ』、『悔悟者』と読み終えたところで感想を。カトリックの私にとって、彼が描くユダヤ教徒の生は心から親近感と深い信頼を寄せられるものだった。もし信仰で人知れず悩みを抱えている人に私が何か推薦できるのだとすれば、この作家をおすすめしたい。 https://t.co/5njX4iAC8I
11-27 22:06

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