2018.12.02 *Edit
afterfinitude01
シンガー『悔悟者』の主人公ヨセフ・シャピロが物語後半で「聖地」を求めて降り立つイスラエルのテルアビブ。「もしヘブライ文字が使われていなかったなら、パリかマドリード、リスボン、ローマにいるようなものです」(p103)とあるように、極めて現代的な都市風景が広がっている。 https://t.co/4bv6Qz0Evr
12-01 23:30ローゼンツヴァイクとベンスーサンが共に注目しているタルムードのメシア伝承は極めて重要だ。メシアはいつ来るか? 「今日」である。それは待つ者が真に主の道に還る日を意味する。したがって「メシアは来なかったではないか」という反対意見も「信仰」の観点から説明される。
12-01 17:49シェーラーの文体は実はレオ・シュトラウスに類似しているのだが、そのルーツはおそらく双方が受けた幼少期のユダヤ的教育にある気がする。先行研究を網羅し、当該テクストを解釈する上でラビ文献等からの影響関係を書き出す。あくまで読みと地図作成が中心で、「私の考え」的な部分は最低限に抑える。
12-01 17:43『メシア的時間』は私が今年出会った本の中では『啓示の哲学』と合わせて間違いなくベスト3に入る。前者の副読本として参照しているシェーラー『ユダヤ民族史』(第4巻第㉙節)もユダヤ的メシアニズムを厖大な文献から跡付ける画期的な研究で圧倒される。
12-01 17:33論文加筆。メイヤスーの「来たるべき神」概念におけるメシアニズム的な諸相を、ベンスーサンの議論から改めて検討していた。特に彼の「メシア的現在」の概念を考える上で、シェリングの『世界年代』が重要になってくる。
12-01 17:26
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