FC2ブログ

鈴村智久の研究室

表象文化論、美学の研究者鈴村智久です。哲学・思想ブログランキング総合2位。

02/13のツイートまとめ

Posted by 鈴村智久 on   0 comments   0 trackback

afterfinitude01

ヘーゲル哲学における「啓示」概念は実質的に「絶対精神」としての具体的普遍(イエス・キリスト)に対応するというイポリットの解釈は参考になりますが、後期シェリングが『啓示の哲学』へ向かい、それに感化されたローゼンツヴァイクが「体験」を重視したという方向性はやはり注目に値します。
02-13 23:35

実質的に史的イエスの中心的思想はイェレミアスの研究に依拠するとバシレイアに帰着し、さらにバシレイアを語る上でプレーローマは避けて通れないので、最終的にはヘーゲルおよびシェリングの宗教哲学はこの原始キリスト教の初期概念の解明に集約されることになると考えています。
02-13 23:26

パウロの場合、それは神的な属性が充溢するという意味で「プレーローマ」(後のグノーシス主義の解釈とは異なる意味で)において、イエスの場合、此岸/彼岸の対立を絶対的現実性において調和する「バシレイア」(王的支配)の到来において。
02-13 23:21

この時期のシェリングはそれを二項対立する両項の「無差別」(ベーメ的な「無底」)を要請する文脈で論じており、これはヘーゲルにおいては思弁的思惟の運動による「精神」に対応します。ここで興味深いのは、こうした概念が晩期パウロの獄中書簡やイエスの最古層の言葉にも見られる点。
02-13 23:14

前期シェリングは『人間的自由の本質』において「宗教」(religio)の語源をラクタンティウスの解釈を援用しつつ「再び結びつける」(relegere)の意味で取っており、この解釈は後期デリダの『信と知』の宗教論でも言及されるものですが、重要なのはシェリングが何を結びつけようとしているかです。
02-13 23:07

関連記事
スポンサーサイト



Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://borges.blog118.fc2.com/tb.php/3353-21ff22be