† 映画 †

A・タルコフスキーの『鏡』における、「母性」的イメージとしての「海辺」の音

映画史に残るほどの、極めて重要なシーンだと思うが、よく耳を澄まして聴いていると、やはり背景に「海鳥の声」が入っている。
それだけでなく、波の返す音も流れているので、やはりこのシーンの演出は、母親が持つ「海」のような神秘的イメージを、音声によって取り入れていると思う。

現在、少しずつ観ている『ノスタルジア』でも、「聖母子」のイコンを巡る「母性」的なテーマを感じるので、少なくとも『鏡』と『ノスタルジア』にとってのタルコフスキーの通奏低音に流れていたのは、母親との記憶だったのかもしれない。
そういえば、『鏡』の母親の少し神経質そうな雰囲気と、『ノスタルジア』のヒロインの女性の激昂した時の雰囲気は、どこか重なる点があると思うのだが。



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