11/19のツイートまとめ 

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ちなみにデュ・バリー夫人はフラゴナールの《恋のなりゆき》連作を拒絶しているだけに、矢野陽子によるヴィアンとの比較は非常に興味深いと思う。しかもこの拒絶に一躍買ったと彼女が推測しているのがルドゥーだとすれば、「ロココの終焉」に暗躍する建築家ルドゥーという新たな像が浮かび上がる。
11-19 09:58

ヴィアンの前者はアンシャン・レジーム(囚われたアモル)を、革命と同時期に完成した後者は来たるべき市民階級(解放されたアモル)を暗示しているのかもしれない。
11-19 09:51

18世紀後半のフランス絵画の魅力のひとつは、ロココと新古典主義のせめぎ合いにある。こちらはデュ・バリー夫人が愛したジョゼフ=マリー・ヴィアン《アモルを売る女》(1763)と《隷属状態を逃れるアモル》(1789)。どちらもギリシア趣味が反映した新古典主義のスタイル。 https://t.co/DtpvmfZJsV
11-19 09:49


11/17のツイートまとめ 

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ラヴホがロココ化するのは、十八世紀の享楽、及び倒錯の体制を念頭に置けばむしろ自然ですらある。問題はこうした表層的引用についての先行研究のリサーチであって、私としては美術館ショップが販売するポストカードやプリントシャツに類似したパロディの形態だと思うのだが。
11-17 22:38

ちなみに、ホテル側が「ロココ調」と謳っていても壁にロカイユが存在しなければ、厳密に十八世紀フランスにおける本場の「ロココ様式」ではないことくらいは美術史の研究者でなくとも認知されてきてはいるだろう。
11-17 22:33

まだまだ書きたいことが湧き出てくるので、発売日はもう少し延長するかもしれない。新たに考察してみたいテーマとして、ラヴホに見られるロココ調のデコレーションスタイルにおけるロカイユの表層的引用の問題。低予算でロココをパロディ的に使用する室内設計案やその視覚的効果、設計コストなど。 https://t.co/JSFD8uRM2g
11-17 22:30

ロココの精神分析についての章はほぼ脱稿。フィンク、カリガリス、松本卓也といった現代ラカン派の研究を使ってロココの時代精神そのものを診断する試み。
11-17 22:24


11/15のツイートまとめ 

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テクストの時間的な地層で言えば、五、六年前に集中的に書いていたロココ論をベースに、そこに現在の私の見地から新たに論文を追加している状況。気分もロココの謳歌から、シニカルに眺める視点にシフトしたようで、そういう期間の長さは今回のポイントの一つだろう。
11-15 21:04

今日は原稿を三千字ほど加筆。メイヤスー論の時は色々苦労させられたが、ロココ論は想い出が詰まっていることもあって筆の運びが速い気がする。「楽しい」とまでは言わないが、「時間を忘れる」のは確か。まあ、性に合っているのだろう。
11-15 20:59

RT @0anamnesis1: 午前中に風邪で行った病院の待合室で読んでた。巽さんの訳がよい🐈午後は恋人の家族と皆でお寿司を食べたので治りそう🤩 https://t.co/c9rwrvlnTg
11-15 20:52

とはいえ、ロココ芸術にはヴァトーのような極めて興味深いパーソナリティの画家もいた。グルーズも少女に「死んだ小鳥」を同居させているし、シャルダンのシャボン玉遊びはどこかメランコリック。つまり、ロココには陽気さの強制(ルイ15世)と死からの逃走という精神的な背景がある。
11-15 14:58

バロックがなぜロココ化したのかの最大の理由はエーゴン・フリーデルが『近代文化史』二巻で詳述しているのだが、決定的なのはやはりバロックのシンボルだった太陽王の死だろう。これにより一気にパリの緊張感が途切れて、ある種の祭儀に似た解放感が生まれた。厳格さから陽気さへ。
11-15 14:53

サイファーの『ルネサンス様式の四段階』と続編の『ロココからキュビズムへ』の必要箇所を読んでいると、後期バロックのムリリョやクラショーあたりで既に「バロックのキッチュ化」が起きていたことがわかる。ロココというのは、いわば腐乱してより神経症化したバロックである。
11-15 14:50


11/14のツイートまとめ 

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『シンゴジラ』の美点はゴジラを描いていないところだろう。どう観ても「例外状況」下で大いなる「敵」が出現したときにこそ「政治的判断」が試されるというシュミット的なテマティックを踏襲している。ゴジラの演出はお粗末で見るに耐えないが、政局の混乱、及び政治的駆け引きの描写は秀逸。
11-14 22:23

監視カメラで同僚の業務を常にチェックし、自身もされているであろう彼がそんな職場に嫌気が差したというふうにも捉えられるが、常識的に考えて「辞める」ならその業務を終えて退勤してからだろう。こういう瑣末な言動から、クールに見えて実は直情的で情緒的にも不安定な状態が伝わる。
11-14 22:12

会社で同僚が自殺した程度のことで眉一つ変えないトグルドーには共感を覚えるが、再び社内で問題が起きた際、業務中にも関わらず「我慢できず逃げ出す」のは、身障者で受験生の息子を持つ彼の経済的立場としていかがなものか。正直、最後までそこは社会人として振る舞うべきだろう。
11-14 22:04

『ティエリー・トグルドーの憂鬱』を観ていてヴァンサン・ランドンの眼力が何かに似ていると思えば、セサミストリートのビッグバードだった。社会派ドラマで私も好きな作風ではあるが、ラスト五分だけどうしても解せない。
11-14 21:52


11/12のツイートまとめ 

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RT @0anamnesis1: 秋日和 https://t.co/25m000B6df
11-12 17:18

柔らかそうな石 https://t.co/RMQz7MVnn2
11-12 17:09

枚岡神社 https://t.co/KbAnUMKqcE
11-12 17:04

ブレードランナー2049の影響で、緑を見るとデッカードの娘の室内を思い出す。彼女が見ていた緑と、私が今日見ていた緑を本質的に区別しうるものはない。 https://t.co/Y4BuciXoAi
11-12 17:01

草花や樹木に一番癒される。 https://t.co/IOucsrzVOt
11-12 16:54

秋の草花 https://t.co/auMRsgKl6D
11-12 16:53

花園中央公園 https://t.co/tMmaaKGFQ5
11-12 16:51

邦訳で読めるロココ論のための資料のごく一部をご紹介。ちなみに私のロココ観に最も大きな影響を与えたのはスタロバンスキー。『黒の文化史』はブラック・ロココとの関係から。 https://t.co/dQlH1bCiRJ
11-12 09:48

RT @0anamnesis1: ブレードランナー1作目を再度見直したが、プリスがダリル・ハンナだったとは気がつかなかった…ユニコーンはコクトーの美女と野獣に影響を受けてるらしい…デッカードがレプリカントの設定のブレードランナー3作目も観てみたいと思ったがハリソンフォードが…
11-12 07:39


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